モノの状態をみんなに伝えよう!擬音語4
こんにちは。昨日、海鮮丼を食べて満足のギンです。次は美味しい焼き鳥が食べたい。
海鮮丼美味しいですね。寿司もいいけどこれはこれで趣があっていいですね。昔、実家では私のじっちゃんが刺身が好きで、ほぼ毎日刺身が存在してました。魚と醤油、この組み合わせは最高ですよね!
おかげでバスの中いい気分で寝て一つ乗り過ごしてしまいました。セーフでした。(一つくらいはセーフ)
今回は擬音語の続き「擬態語」です。
※以前にも言いましたが、この分類方法は金田一流で、一般的に定義されているわけではありません。
「擬態語」とはどういうものかと言いますと、無生物の状態を表す擬音語です。
砂糖で例を挙げてみましょう。
砂糖は無生物なので、ぴったんこですね。
あ、ところで無生物といえば、よくパン屋さんの世界では「パンは生き物だから・・・」とよく教えられて育ちました。
私は元来ひねくれものなんで、生きてるのはパンじゃなくてイースト菌だろと心で突っ込んでいました。まあ、人それぞれの感覚なんでどう思ってもいいことなんですが、イースト菌たちに失礼じゃないか!と、いつもイースト菌たちとぶつくさ言いながら、励ましあいながら力を合わせパンを作っていたのを思い出します。最後には焼き殺すんですけどね(60℃で死ぬ)。
いろんな擬態語
さて、砂糖の粒の感じを言葉で表すと「ざらざら」と言いますね。細かい凸がいっぱい集まってる感じです。これは粒状のものを流すと「ざらざら」と音がするところからきてるんでしょうか、それとも小さい突起がいくつもある物(漆喰の壁とか)を服かなんかで擦れると、「ざらっ」というからなんでしょうか。そこらへんはよくわかりませんが、そういう感じを受けますね。
そして濁点を抜くだけで「さらさら」と粒がさらに小さくなって痛そうな粒感がなくなりますね。ちなみに、駒屋の砂糖は通常よりも小さい粒のグラニュ糖をつかってます。
なんで、世間のグラニュ糖に比べたらさらさらの砂糖ですね。おかげで形がよりきれいに表現できるんです。
さて、砂糖に少しだけ水を添加してみましょう。「しっとり」してきました。潤いがある感じで羨ましい。ちなみに私の肌は「かさかさ」です。この擬音語は無生物にも生物にも使えますね。
さらに砂糖に少し水を加えると「べたっ」とします。水分を含んで貼り付きそうな粘性がある感じになりますね。いまはソーシャルディスタンスなんで、あまり人にはべたっとくっつかないほうがいいですね。
さらに水を加えていくと、粒が残ってるときは「どろっ」としていて、それに火をかけていくと粒がなくなり「とろっ」してきます。バスの中では私のまぶたも「とろん」としています。粘性がある液状の流れる感じが表れてますね。
これに火を加えていくと茶褐色に変化していきこれを冷やすとカラメルの出来上がりですね。冷えかたまると「てかっ」となります。 よくテカるといいますが“「てかっ」とする”からの変化かなと思います。これは光を反射する感じですね。光が強くなると「ピカっ」となったり「ピカーン」となったりします。
今回は砂糖についてたくさん話せたので満足どす。
他にも、「どんより」とか「ごつごつ」とか「キラキラ」とかありんすね。ちなみにこれだけ擬音語が豊富なのは日本語の特徴らしいですよ。皆さんもぜひ擬音語をどんどん使っていきましょう!
非生物と生物
先ほど話に出た無生物と生物の話を少し。
生物と無生物を分ける基準ははっきりしてないようで、一応、自己増殖能力があったり、エネルギー変換能力、自己と外界との明確な隔離とWikipediaには書いてあります。
でも私が思うに、非生物と思われてるものでも、もしかしたら意識があったりするかもしれないですよね。動きがないから意識がないというわけじゃなくて、動けなくても意識があることだってありますから!例えば金縛り状態とかね。
だから“パンは生き物”っていうのは実は古来パンと意思疎通ができる人がパン職人の中にいて、それが代々パン職人の中で語り継がれて、「パンは生き物だ」なんて言葉だけが残ったのかもしれませんね。ところで、ケーキは死んでるんでしょうか。(ケーキが生き物ってフレーズは聞いたことない)
まじかる☆タルるートくんのカワイイヨナちゃんはいろんな文房具に名前つけてましたね。スネークはダンボールに相当な愛情を注ぎこんでましたし。
意思があるから、愛情をもって使えば道具は応えてくれるんですね。皆さんも身の回りのいろんなものに声をかけて意思疎通を試みてください。きっと周りの人が急に親切になってくれるかもしれませんよ!これもモノを大事に扱う心が認められたからなんでしょうか。
それではまたです!
パンは食べ物!
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