糖と薬の関係。アポトキシンなんちゃらにも砂糖は入っているのか?

こんにちは。“けつだんりょく”に自信のあるギンです。

前回、決断力に難があるとか言っておきながらどういうことだと思った方もいるかもしれません。しかし、ウソは言ってません。おしりの弾力に自信ある。つまりケツ弾りょk・・・ゴホン、失礼。

 

ただ、自信があるといっても、今は最盛期より当然衰えてしまっているはず。小・中学校の時はみんなからしょっちゅうおしりとほっぺをよく触られました。

特別な弾力があったみたいで。自分自身ではよくわかりませんが、さわられて「ナニコレー、スゴーイ」とよく言われたものです。最近は触られることがなくなってしまったので維持できてるのか、あるいは完全に影も形もなくなってしまってるのかはわかりませんがね(多分後者)。だから正確には自信があったのほうが正しいですね。

 

アポトキシンなんたらがあって微調整がきいたら最盛期のおしりとほっぺを取り戻せるかもしれません。

 

さて、そんなことで、今回はアポトキシン・・・ではなくお薬とお砂糖(今回はグラニュ糖とは限りませんが)の話第二弾です。

 

 

 

お薬の中にも糖が!

前回は糖衣錠についてやりましたが、今回はコーティングしてる外側ではなく、中身にも糖が使われてるんだよ。ってことについてです。
前回のはこちら。

砂糖で薬をコーティングするなんてことがあるの?糖衣錠に聞いてみた。

 

呼び名として次のような用途で使われています。

  1.  賦形剤(ふけいざい)
  2.  結合剤
  3.  崩壊剤
  4.  甘味剤

です。ちなみに~剤とついてますが単なるそういう役割です。

一つずつ説明していきましょう。

 

 

賦形剤(ふけいざい)

では①の賦形剤からです。読みにくいですが「ふけいざい」と読みます。かさ増しして扱いやすくするためのものです。

どういうことかというと、一粒のお薬の中には有効成分といって本来の薬の効果のある成分がありますが薬の100%がその有効成分はではありません。前回やったようにお砂糖でコーティングされていれば、外側のコーティングは有効成分ではないということです。それで、一粒のお薬の中には有効成分がごく少量(1/10だったり、1/100だったりもっと少ないのもあるよう)だったりします。そんなに少量だと量りにくいですし、飲むほうもなくしやすいですね。例えば0.01gが有効成分だったとして、秤(はかり)が小数点第2位(0.00ってこと)までの秤だったとすると同じ0.01gとの表示でも最大0.009gくらいの誤差が出てしまいます。大した誤差じゃないように見えますが、0.01からすると最大と最小では2倍くらいの誤差になってしまいます。そりゃ大変ですね。

そこで、白糖とかの賦形剤を混ぜておけば10倍や100倍での計量ができて、秤による誤差も小さくなるよというスグレモノです。あとは、ただでさえ小さい錠剤が100分の1とかだったらくしゃみでふっとんでいってしまいますよね。

こういったもんを賦形剤といいます。

 

 

結合剤

次に②の結合剤ですがこっちはさっきよりわかりやすいですね。結合するための役目です。
糊みたいに粉同士をくっつけて固めるんですね。

 

 

崩壊剤

次は③の崩壊剤。糖はよく水を吸収する性質がありますよね。それを利用したのがこれです。

お薬をコーティングしてるものは面白い仕掛けがしてあって、なんと胃で溶かしたい時には胃で溶けるコーティングが、腸で溶かしたい時には腸で溶けるコーティングが施されてるんですって!すごい!でもここは崩壊剤は関係ないですね。関係があるのは、こっから。そして、溶けた時に中の有効成分がむき出しになるんですが、すぐその場で溶けてほしいですよね。なので崩壊剤が混ざってるとその場で水分を吸収して崩れていくという。そしてより早く体に吸収することにつながっていってくれるんです。

 

 

甘味剤

最後に④の甘味剤ですが、これはそのまんまです。苦いので甘くするんですよ。
薬は苦いのが基本ですから。

 

こういった役目をお薬の中で担ってるんですね。ただ、糖も活躍することもあるよ、って程度ですべて糖がこういった役割をやってるってことではないですよ。でも同じ糖なのに使われ方でいろんなキャラクターになるってのが面白いですよね!

 

 

 

いろんなキャラクターの話(以下余談)

最近史実のマンガを読んでます。実際にいた人物でもその人の人間性や記録に残っていない部分を作者さんがアレンジしていろんなキャラクターになりますよね。

フランス革命のマリーアントワネットは冷酷なイメージがありますが、この前読んだマリーアントワネットはめっちゃ可愛い(性格も)かったし、ルイ16世は強くてカッコよくて惚れてしまいました!

今度は日本の話になりますが、人斬り抜刀斎や斎藤一というと海外でも有名になってその吹替がさらに日本で有名になったアニメがありますよね。今読んでる新選組のマンガは、志々雄さんと戦った方の人斬り抜刀斎とはえらい違いで、その抜刀斎はせこい性格で、体も大きい感じでした。もう一人、斎藤一も「牙突(がとつ)」の人とは違い、あまり賢くない感じでした。二人とも実在ですよ。知ってました?(でも、あんな技は多分使ってない)。

昔、深夜に新選組のアニメがやってたことありましたが、近藤勇(新選組のトップ)がイケメンでした。近藤はゴリラ顔っていうのは定石だと思ってたんですけど、そういう人向けのアニメならしょうがないのか・・・。そういえば西遊記のそういう人向けのアニメもカッパと豚がイケメンになってたしな・・・。なんでもありやな・・・。

 

そうそう、さっき言った人斬り抜刀斎が主人公のアニメの実写版で俳優の佐藤健さんが主演してたのをさっき検索した時に「あ、この人だったのか」と知りました。普段私は俳優の名前なんて覚えませんが、ちょっと前にうちの会社の中で女の子2人が佐藤健さんのことでやんややんや話してたので名前覚えてました。それで、ちょっと前に「SNOW」っていうアプリで自分の写真から似た有名人がわかるっていうのがあって面白そうだなと思ってやったんですけど、なんと、私に似てる有名人が「佐藤健」でした。

これはいい!と思い、ラインのトップ画像にその変化途中の部分(私40%佐藤健60%)をアップしたらやんややんや言ってた二人は笑ってくれるかなーと思ってアップしようと思いましたが、踏みとどまりました。「まてよ。うっかりそんなことをして二人の逆鱗に触れてしまったら・・・。」と思ったら背筋が寒くなりました。そしてアップを諦めました。

 

 

こういうのを「K・Y」といいます。(K)空気を(Y)読んで、(K)危険を(Y)予測するっていうので工事現場とかで使われてるものですね。

危うく命を落とすとこでした。

 

皆さんも身の回りの危険には十分注意しましょう。

それでは!

 

All photo by 写真AC

 

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