虫歯になるのは砂糖のせいなの?
こんにちは!
残念なことに割と虫歯が多いギンです。
歯は新しく生えてこないのでもっと大事にしておきたかったんですが、こうなってしまったのは私の虫歯に対する認識の甘さからなったものです。トホホ・・・
今はちゃんとした知識を備えれたからなのか、虫歯の進行は止まってます。もっと早く知っておけばよかった!
さて、みなさんのお口の中はどうでしょうか?
ということで、まず今回は虫歯と砂糖との関係についてやっていきます。
虫歯のできる原理
甘いものを食べると虫歯になるといわれていますよね?
どうなのでしょうか?
大体の原理はこんな感じです。
- 歯に歯垢がつきます。
- 歯垢に菌が増殖します。
- 菌が糖を酸に変化させます。
- その酸で歯垢のPH(ペーハー)がどんどん下がり(酸性になっていくってこと)約5.5以下になると歯が溶け出します。
以上です。は~怖いですね~。恐ろしいですね~。
砂糖さえなければ虫歯にならない?
こう思うと、砂糖を口に入れなければ、虫歯にならないのか!?と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはないです。
砂糖が原因ではなく、糖が原因だからです。もちろん砂糖も原因の一つですが、ごはんやパンなどに含まれるでんぷんも唾液で分解されブドウ糖になります。果物の甘さは果糖です。牛乳の甘さは乳糖です。これらは全部糖です。
だから、砂糖を全くとっていなくても、虫歯には全然なる可能性があります。
但し、虫歯になるためには菌と糖、ほかにも条件があります。
一つは時間、もう一つが歯の質と唾液の中和能力です。
これらの条件を整えれば虫歯になれる!ということなんですね!
口の中の菌について
この虫歯菌はどこからやってくるのかというと、常に私たちと生きています。私たちの体は実は菌だらけで、体の内にも外にも菌を飼っている状態です。
ただ、悪さをする菌(悪玉菌)だけがいるのではなく、体を守ってくれる菌(善玉菌)や普段はおとなしいけど悪いほうが優勢になってくると一緒に悪さをする菌(日和見菌)もいます。
こういった常に私たちとともに人生を歩んでいる菌たちをまとめて常在菌といいます。「あんな小さかった子が、りっぱに成長したなぁ」なんてしみじみ思ってくれてるかもしれません。でも歯は溶かすけどね。
そしておおよそ1歳~3歳ころまでにお口の中の菌の割合は大体決まってしまうらしいのです。これは何によって決まるかというと、主に母親からの感染ということらしいのです。(感染というとイメージよくないですが、感覚的にはお引越しという感じですかね)
あかちゃんはお母さんと一緒に食事食べたりというケースがほとんどだからでしょう。だから、お母さんが虫歯になりにくい人であれば、その子も虫歯になりにくいかもしれません。中には虫歯菌が極端に少ない人もいて、歯磨きしなくても虫歯にならないなんて人もいるくらいです。
ただ普通の方はそんなことは珍しいので、お口の中のお手入れが大切なのですね。
虫歯予防にはほかに何が大切なのでしょうか?
今日のところはここまで。それではまたです。