駒屋は1744年(延亨元年:江戸時代)に創業しました
こんにちは。
砂糖商「駒屋」第十代 平兵衞です。
駒屋が創業してから、270年を過ぎました。
みなさまには、駒屋がどういう会社(お店)かを少しずつお伝えしていきたいと思います。
江戸幕府八代将軍徳川吉宗の時代に創業しました
初代「忠兵衞」が「駒屋」という屋号で雑貨業として創業したのが始まりです。
その頃は、紙を中心に商売を営んでいたようです。
同時に、江戸幕府では金銀の海外流出を避けるべく国内での砂糖生産を促す政策がとられていました。
和三盆が国内で製造できるようになったのもこの頃です。
第三代平兵衞から砂糖を取り扱い始めました。
第二代「忠兵衞」の頃には「駒屋」はすでに結構有名なお店になっていたようです。
これは、当時の文献と名古屋城下町におけるお店の位置から推測できます。
そのためでしょうか。詳しいことはわかりませんが、第三代「平兵衞」から、砂糖を取り扱い始めたようです。
その頃には、国内に砂糖が流通し始め「駒屋」でも砂糖を取り扱い始めたのでしょう。
当時の書物を見て、想う事。
私自身も歴史を学生時代に勉強しましたが、文献というのはすごいものですね。
勉強では「へー」くらいにしか思っていませんでした。
しかし、実際に自分の祖先が、今から何百年も前のことを書き残した物が残っているというのは感慨深いものがあります。
わたしが、今回ブログを開設すると決めたことは、何代か未来の子孫にとっては歴史。
このブログが、日本人の砂糖の悪い概念を変えたという歴史が残せるよう、しっかり努めたいと考えています。
次回は三代目平兵衞から六代目平兵衞までのお話をしたいと思います。