砂糖で食用菊をおいしくいただく。
こんにちは!駒屋のブロガー兼、製造担当のヨシです。
~ 今回のブログの内容は ~
- 食用菊の種類
- 砂糖を使って食用菊をおいしく♪
今回はこちらの内容をお伝えしていきます。というと刺身に添えられているのをよく見かけるのではないでしょうか?ほんとなら食べられるのに、ただの飾りでおしまいというのは勿体ないですよね。せっかくならおいしくいただきましょう!
食用菊の種類
食用菊とは名前の通り食用に品種改良をされた菊のこと。
食べやすいように苦みが抑えられ、食べる部分の花びらは大きく育ちます。食用菊で有名なのは、明るい紫花の「延命(えんめい)楽(らく)」と目立つ黄花の「阿房宮(あぼうきゅう)」だそうです。
紫と黄色の食用菊
延命楽は見事な八重咲で中輪サイズの大きさ、産地は新潟県です。それに呼び名は『かきのもと・もってのほか』など地域によって様々あるそうですよ。花びらが大きく、シャキシャキとした食感と芳香な香りが特徴になります。
比べて阿房宮は、延命楽より小ぶりな花で産地は青森県です。花びらは長くしっかりとしており、やわらかな食感とほのかな甘みがあります。また通年食べることができる『干し菊』としても用いられています。
砂糖を使って食用菊をおいしく♪
今回は色どりがきれいな食用菊と砂糖で、さっぱりする酢の物の作り方をご紹介いたします☺
(材料 2~3人分)
- 食用菊 1パック(大体100g)
【下ゆで用】
- 水 適量(菊の花が浸かる程度)
- 酢 適量(かすかに酸味を感じる程度)
【調味料】
- 上白糖 6g
- 酢 30g
- 醤油 6g
(手順)
(下準備)菊の花はさっと洗い、ガクの部分を取り除く。花びらだけちぎって使う。
1 下ゆでをする。
鍋に適量の水と酢を入れて沸騰させます。沸騰したら花びらを投入してさっと火に通しましょう。さっとなので約30秒ほど。火は強火でいいと思います。
ですが食用菊によって火が通りにくいものもありますので、さい箸で沈めるように何度も
湯にくぐらせてあげるといいです。その場合は30秒~1分ほどくぐらせると〇。
💡酢を入れる理由
花びらの色がより鮮やかになるため。
2 ザルにあけて水にさらす。軽く水気を絞ってあげる。
ここでよく水気を切っておきます。
3 材料の調味料と菊の花をよく混ぜ合わせたらできあがり。
色どりをさらにプラスしたいときは、緑色のきゅうりを加えるのがおすすめですよ。
そして海藻類やキノコ類、しらすやツナなどをお好みで加えれば、よりおいしさアップ♪
ご自身でぜひアレンジしてみてください😉
今回は花びらを使いましたが、実はガクの部分も食べることができます!でも苦みがあるんですがね😳
おすすめの食べ方としては天ぷらでしょうか。
少し苦みのある山菜も天ぷらにして食べるとおいしいのと同じで、新鮮な菊を食べるときには、ぜひ天ぷらにして召し上がってみてくださいな。
他の食べ方は?
先ほど天ぷらをご紹介しましたけど、他だと和え物やお吸い物、お浸しなどでしょうか。
どれもあっさり系です。菊の花びらの色に合わせて、他の野菜たちも加えてあげると見ためも映えますのでぜひ💡
あとはおこわもおすすめですかね!
具材はこんにゃく、にんじん、鶏肉などお好みのもの、それに菊の花びらと、できれば緑色は欲しいので三つ葉も。炊飯器で一緒に炊き込んで作ります。これだけ色んな具材が入っていたら見た目はとても鮮やかになります。
はあ~個人的に全て好みなので、するんっと食べれそうです。
みなさんはいかがですか?
菊の花びらはとても色鮮やかなので、料理がパッと華やいだ感じになりますよね☺
色味がきれいだと食欲もそそります。
ぜひ旬の時期になったら食べてみてくださいね。
以前サチさんが、エディブルフラワーの砂糖漬けに関する記事をまとめてくださっていました。おわりによろしければこちらもご一読してみてくださいませ😄
最後までご愛読していただきありがとうございました。