フロランタンによく似たキャレアルザシアの砂糖の役割
こんにちは。最近コナンの20周年のエピソードワンってのを見たギンです。
内容はコナンが新一だったころの話でした。
「探偵はサメのようにくいついたら離さないのさ」っていう水族館での事件現場での新一のセリフの後ろにサメが通ったとこで、「ジャカジャーン」とあのコナンの初期のオープニング曲の「胸がドキドキ」が流れて、胸がドキドキはしてないけど鳥肌でしたね。やっぱハイロウズはカッコいいですな!
私は昔から青山剛昌さんの作品が好きで、ヤイバ(今回見た作品にもナマコ男がストラップで登場してた)やマジック快斗(怪盗キッドが主人公のやつ)とかも見てたので、コナンに怪盗キッドが出てきたときは「おおーっ」となりましたね。
新しく出た(といっても結構前)マジック快斗のDVDにはコナンがほぼ毎回登場します。何かするわけじゃなくただ出るってだけ。新一とかも出ることもある(こっちはちゃんと仕事する)んでよかったら見てみてくださいね!
焼き菓子の砂糖の役割
さて、前回に続いて今回は私の好きな焼き菓子の一つ「キャレ・アルザシアン」についてです。
どういうものかというと、アーモンドスライスとキャラメルをからませたものをパイ生地に乗っけて、もうひとつのパイ生地との間にラズベリージャムをはさんで、四角くカットしたのが定番です。フランスのアルザス地方のお菓子なんですってよ!どこか知らんけど。おフランスの右のほうにアルザマス。
photo by 写真AC
よく似たお菓子にフロランタンってのがあります。これはパイ生地ではなくてサブレ生地にアーモンドとキャラメルの絡めたもの(アパレイユ・フロランタンといいます)を乗っけるとそういう名前になるんですってよ。
今回も前回同様、砂糖が起こすお菓子の不思議についてだー。
ちなみに前回はフィナンシェです。
材料と流れ
photo bu Unsplash
今回はどこに砂糖がかかわってるかというと、キャラメルですね。あの香ばしく素敵な味わいはなぜできるのかを見ていきたいと思います。
材料
- パイ生地
- ラズベリージャム
- 生クリーム
- 砂糖
- 水あめ
- バター
- アーモンドスライス
分量はいつものごとくです。つまり忘れたということ。ですよ。どうしても作ってみたい方はググるべし。
工程
こんな流れで作ります。
(1) パイ生地を焼く。アパレイユ・フロランタンを乗っける用(つまり上側)は甘め(味覚的にってことじゃなっくて生めというか、焼き切らないというか火を通し切らないというか・・・)に焼く。
(2) 膨らんできたら上に鉄板を乗せてぺちゃんこにして焼く
(3) 生クリーム、砂糖、水あめを入れてゴムベラで混ぜながら加熱
(4) 沸騰したら火を止めてバターを加えて混ぜる(色は白いですよ)
(5) アーモンドスライスを入れる
(6) 甘めに焼いたほうにアパレイユ・フロランタンを広げて乗せ、焼く
(7)正方形に切る
(8) 下用のパイ生地にジャムを塗る
(9) 切ってある上側の生地をジャムの上に一生懸命並べる。
(10) 切り目に沿って四角く切ってやる
こんな感じです。
この中で砂糖が登場してくるのは(3)以降ですね。
砂糖の行方
photo by 写真AC
それでは砂糖に密着!
工程の(3)では生クリームの水分と熱でしっかり溶けてしまいます。前回みたく溶け残ってはいませんね。工程(4)で沸騰して水分が飛ぶので若干飴っぽくなりとろーっとした感じになってきますね。で、(6)で焼いたときに砂糖が生クリームのたんぱく質と結びついてメイラード反応を起こします。この時にメラノイジンという物質が生成されるということなんです。
実はこのメラノイジンというのはいろんなものが混ざった混合物でいろんな香りが混ざっていい匂いに感じるんだそう。これは以前にもメイラード反応についてやりました。
あとは冷えれば上のアパレイユ部分が固まって飴状になるんですねー。
~ちょっといいわけ~
えー、このメイラード反応は非常に複雑な化学反応で、説明する前から内容が膨大すぎて難しい言葉も多くて読みやすくしようと思ったら、とちゅうであきらめて、あまり内容のない内容になってしまった・・・。ないようがないよう・・・。
~いいわけおわり~
こういうお菓子は優雅な気分にさせてくれるからいいですよね。
今回は前回に続いて焼き菓子の砂糖の役割について語ってみました。またいいものがあれば、内容のあるものにしてやってみたいなと思います。もうメイラード反応はいやだ。(説明が)そのうち気が向いたら挟んだジャムのことについてもやろうかと思ってます。
推理は面白い
実は私は昔から推理ものが好きで、小学生の頃は江戸川乱歩の小説読んでたりとか、推理クイズの本を何度も読んでました。ワクワクしますね。新一も「策を弄した犯人を追い詰めるスリルがたまらない」って言ってたけど、現実だったら完全に失言ですね。まあ20年前の作品なので大目に。
でも現実の探偵事務所は殺人事件にかかわったりとかそういうことしないんでこういう話が普通に受け入れられるのが不思議ですね。こういった、探偵が難事件を解決するってのは海外からの流れなのかもしれません。そうです、あのシャーロックホームズは有名どころですね。
そうそう、ちょっと前に会社の先輩(前回、同僚といっていたけど自分が一番の後輩だったこと忘れてた。私後輩じゃーん。先輩と同僚の境目はどこなんでしょうね)からシャーロックホームズのDVDを貸していただいて楽しく鑑賞させていただきました。胸がドキドキですね。
胸がときめく人生をすごしていきたいですね。
それではワトソン君、またあおう!