キャスターシュガーって何かわかりますか?

みなさん、こんにちは。製造担当のジャッキーです。

ピントのずれた書き出しになりますが、2020年のお正月は曜日の組み合わせもあいまって、9連休となられた方もいらっしゃったのではないでしょうか?

 

photo by Unsplash

昨年、独身の友人と年末年始の過ごし方について話をしていた時、“今年はオーストラリアに行く予定やねん”とのことでした。

“あら、リッチやなぁ~”などと思いつつ、“どうしたの急に、海外旅行なんてするタイプと違うやん”というと、“オーストラリア人の彼女ができた”とのこと。

“マ、マジで~”と思いながらも、彼のこれまでの言動、履歴を考えると、“まぁ、あるわな”という解答に至ったので、特に深く突っ込みませんでした。

 

 

さて、私自身お砂糖屋さんですから、せっかく友人が、私が行ったこともないオーストラリアまで行くので、お土産に現地の砂糖をお願いしてみました。それが先日手元に届いたのでご紹介したいと思います。パッケージではなくイメージ画像にはなりますが、あしからず。

 

 

 

まずはWhite sugar(日本でいうところの白砂糖=グラニュー糖)

 

 

そしてBrown sugar(茶色身の残った砂糖、日本でいうところの三温糖)

 

最後に、きゃ…Caster sugar(な、なんだ??)の3つでした。

 

友人曰く、宿泊先のホテルの近所のスーパーで買ったとのこと。White sugarとBrown sugarはすぐに“何者”であるかわかったのですが、最後のCaster sugar(キャスターシュガー)が何者であるかわかりません。

Casterといえば“荷物運搬用の車輪”や“RPG(ロールプレイングゲーム)に出てくる魔術師“なんかを思い起こしますが、お砂糖にCasterとはいったい…?

 

 

 

早速調べてみたところ、Webの一部の辞書などには“上白糖”との記載がありましたが、明らかに“日本の上白糖“とは似て非なるものです。

ぱっと見は色がついているわけでもなく、よくある砂糖と特に変わったところはありません。印象としては、粒が小さく細かい。触ってみると、さらさらとしていてグラニュー糖とあまり変わりはないです。

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気になって調べてみたところ“Caster”は「薬味・塩・砂糖などの振りかけ容器。ふるいの一種。」とありました。直訳すると「ふるいで粒状にした砂糖」ということになりますね。さらに調べてみると「超微細な粒状結晶の砂糖のこと、通常0.35 mmの粒径であるグラニュー糖の一種。」ということがわかりました。

 

つまりキャスターシュガーという名前の、粒が小さいグラニュー糖のことでした。

 

 

 

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ご存知のかたもいらっしゃるかもしれませんが、実は外国で使われている砂糖は主にグラニュー糖です。ほとんどの国で上白糖というもの自体がありません。なので日本ではあまり考えられませんが、お料理にも基本的にはグラニュー糖を使います。なのでグラニュー糖だけで、いくつか種類があるようです。

 

日本でグラニュー糖を使い分ける場面があるとすれば、お菓子作りでしょうか。例えばクッキーを作る時に、ザクザクとした食感をたのしみたいときにはグラニュー糖を使い、ほろりと崩れるような舌触りにしたいときは粉糖(グラニュー糖の粉末)を使いますよね。

このような感じで調理するものによって、グラニュー糖を使い分けているんだと思います。

 

 

ぜひ海外に行く機会がありましたら、スーパーなどでお砂糖を探してみてくださいね。日本のスーパーと見比べてみるのもおもしろそうです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

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