砂糖を使うと味が染みこみやすくなるんです!
こんにちは、製造担当のサチです(*^〇^*)
今回は料理で使えるちょっとした豆知識についてお話したいと思います。タイトルにもありますが、『こんにゃく』を『砂糖』で揉むと味が染み込みやすくなるんです!
以前、某TV番組でも紹介されていたのでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。中には初耳!という方もいらっしゃるかと思いますので、なぜ味が染み込みやすくなるのか、そしてそのやり方をご紹介します。おまけで私の好きなこんにゃくの食べ方も紹介します(*’ω’*)
味を染み込みやすくする方法
ではこんにゃくの味を染み込みやすくする方法をお教えします!
【材料】
- 板こんにゃく 200g
- 砂糖(上白糖) 10g
【やり方】
- 板こんにゃくをお好みの大きさに切る
- ポリ袋に切ったこんにゃくと砂糖を投入する
- 袋の上から2~3分ほど揉みこむ
これで終わりです!あとはそのまま料理に使用しましょう。
袋にはこんにゃくから出てきた水分が溜まっています。その水分は使っても問題ありませんが、臭みが気になる方は捨ててもらってOKです。ただし、砂糖で揉みこんだ後は水洗いをしないように注意してくださいね。
ちなみに板こんにゃく以外でも、しらたきや糸こんにゃくでも同様に砂糖で揉みこむと味が染み込みやすくなりますよ~。
なぜ味が染み込みやすくなるの?
なぜ砂糖で揉みこむだけで味が染み込みやすくなるのかというと、こんにゃくに砂糖をかけると浸透圧によってこんにゃくの中にある水分が外に出されて、脱水状態のようになります。そこに出汁や醤油などの調味料で味付けすると水分が抜けた分、味が染み込みやすくなるんです!
これは砂糖以外にも塩でもできるのですが、塩だと味付けに影響が出やすいです。一方砂糖はそこまで砂糖の味が付くという事がないので砂糖をおすすめします。
では次にこの染み込みこんにゃく(勝手に命名)を使ったこんにゃく料理を紹介したいと思います!
染み込みこんにゃくの食べ方
こんにゃくステーキ
醤油をこんにゃくが完全に被るくらい入れて、3~6時間ほど冷蔵庫に入れ漬け込んでおきます。あとはフライパンで焼くだけ。こんにゃくのぷりぷり食感としっかり味が染み込んでいるので、ご飯と食べたくなる一品になります☺おろし生姜を添えたり、ねぎを散らしても良いですね~。
この漬けこんにゃくは煮物や炒め物にも使えて応用がきくので多めに作って、作り置きおかずとしても活躍しそうです。また原料が『こんにゃく粉』でできたこんにゃくであれば加熱せずにそのまま食べることもできます。漬けこんにゃくとして一味を少し振りかけて食べてもおいしそうです。
こんにゃくコーヒーゼリー
こちらは某TV番組でも話題になった、変わり種のレシピです。まず濃い目に淹れたコーヒーに砂糖を多めに入れて甘いコーヒーを用意します。それをこんにゃくが完全に被るくらい入れて、1晩冷蔵庫に入れ漬け込んでおきます。あとは器に盛って完成です。お好みでコーヒーミルクやクリームなどをかけましょう。
コーヒーゼリーとは異なる独特な食感なので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、こんにゃくの臭みはなくなっています。使用するこんにゃくはコーヒーの色味が分かりやすく、舌触りもなめらかな『白いこんにゃく』がおすすめです。もちろん『黒いこんにゃく』でも作ることができるのでお好みでチョイスしてくださいね~(・×・)✌
しらたきカルボナーラ
こちらは私が食べたくて考えたレシピです😂笑。いつものカルボナーラのパスタをしらたきに替えただけというお手軽でヘルシーな一品です。しらたきは砂糖で揉みこんであるので臭みがなくとてもおいしいですよ~!
こんにゃく料理は以上になります。染み込みこんにゃくは色々応用がきくので上記以外のお料理にも使えそうですよね☺🍽
おわりに
今回は「こんにゃくを砂糖で揉むと味が染み込みやすくなる!」についてお話させていただきました。スーパーなどでこんにゃくを購入される機会がありましたら、ぜひお試しくださいな~(‘ω’)ノ
最後までご愛読ありがとうございます!
また、お会いしましょう♪
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