食品の三大栄養素「炭水化物」の巻

こんにちは。食べるのも飲むのも好きなギンです。

 

世の中には三大なんちゃらってありますよね!

有名なのは「世界三大料理」ですかね。
さあ、その三つとは、フランス料理と、中華料理と、あとなんでしょう?

 

また、日本でいうと「三大銘茶」とかありますね。
宇治茶、静岡茶、あと一つは?

こたえは最後に。

 

 

ところで、あなたの三大なんちゃらは何ですか?

ちなみに私の2019年の通勤三大出来事は

 

  1. 電車の中にカバンを置いてきてしまったこと(家でむっちゃ怒られました)
  2. 電車の中でチカンさんと出会ったこと(警察さんにその人のことをお願いしておきました)
  3. 電車の中でハイヒールで踏まれたこと(そういう趣味ではないです)

 

電車の中はいろんなことがあって面白いですよね。

 

さて、栄養界の三大なんちゃらは「三大栄養素」。ということで、前回の砂糖が太るからという話から寄り道をしています。

 

さあ、その三大栄養素とは、
炭水化物脂質たんぱく質です。

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炭水化物

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それではまず、炭水化物から。

本来は炭水化物は糖質食物繊維のことを指しますけど、今回は「糖質」の意味でとらえてください。三大栄養素の炭水化物もその意味のようです。そんでもって炭水化物の効果とかに関しては以前にブドウ糖の内容でやっているので詳しくはそちらをご覧ください。

ブドウ糖って本当に効果があるの?

なぜ炭水化物なのにブドウ糖のブログに案内するのかって?

人は体の中で糖質を分解して、大体ブドウ糖にして使用するからです。だからブドウ糖のことが分かれば糖質のことがわかる!「リバウンドを制する者はバスケを制す!」みたいな。

 

 

 

エネルギーの基となる炭水化物

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そしてこの炭水化物は主にエネルギーを作る役割をします。

おや?と思った方いますか?
そうなんです。前回やりましたが、脂質も、タンパク質もエネルギーになります。

じゃあ、炭水化物要らないじゃん。と思った方ちょっと待ってください。

実は、エネルギーへのなりやすさが断然違います。また、タンパク質、脂質たちには他の役割があるので、タンパク質たちがエネルギー供給にすべてを割いていたら体がおかしくなってしまいます。

だから、炭水化物の摂取が少ないと、脳や体のエネルギーの活動を制限し始めるのです。「今日はあんまり燃料無いから無駄に動くんじゃないよ!」と脳や体に指令が出るということです。そうなると、「体がだるいなー」「あんまり動きたくないなー」「ボーっとする」「眠い」なんてことになってきます。

 

それでも足りなけりゃ、筋肉を分解してまで糖を作り出します。糖新生といいます)生物にとっては肉体を守ることより、脳や生命を守ることのほうが優先されるのです。それほど炭水化物(糖質)というのは生命にとって必要であるということがわかっていただけるでしょうか?

人間は食べれない歴史のほうが長かったので、食べれないときの対処機能が体に備わってるんですね。

といったことで、一番簡単に炭水化物がエネルギーに代わりやすいので、ほかの栄養素のエネルギー消費は基本的に後回しになるのです。

 

 

 

炭水化物は太る原因?

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(今からいうのはあくまで全体的な話で個別的な話ではないのでご注意を。)

ここでひとつ言っておきたいのが、よく言われる「炭水化物は太る」です。「現代人は炭水化物の摂りすぎで肥満が多くなっている」と思ってる方も多いようです。

確かに炭水化物はエネルギーに使用されないで残ると、貯蓄しきれない分は中性脂肪に変化するという報告があるのですが、実はそれはラットの実験の結果でのこと。1999年に、アメリカ生理学会でジャクア教授(ジャックバウアーじゃないよ)が人間での実験を発表しています。それによると、過剰に炭水化物を摂っても、中性脂肪にならずにエネルギーとして消費されてしまうということで、脳の大きい人間は炭水化物をどんどん使用するので体自体が糖から中性脂肪への変化を望んでいないんですね。「どーせまたすぐ使うから糖のまま取っておいてよ」ということですかね。
脂質が脂肪になるのは簡単に想像つきますよね?その通りで、脂質の種類にもよるかもしれませんが、脂質のほうが断然脂肪になりやすいです。

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つまり基本的には炭水化物がエネルギーに変わりやすいので先に炭水化物が消費され、一緒に摂った脂質の残りが脂肪に変わります。これが「炭水化物が太る」といった正体のようです。

以前にも書いたことがありますが、戦後から、炭水化物の摂取量はどんどん減っています。摂取率も全食事の8割から6割に減っています。農水省のページを見ても炭水化物を5割~6.5割摂るようにとあります。

だから摂りすぎなんてことはないですし、炭水化物の摂りすぎが原因で肥満が多くなっているなんてこともおかしな話です。(全体的な話ですよ)摂りすぎているとしたら当然脂質のほうではないでしょうか?さらにいうなれば、運動不足も重なっています。

それでは、脂質は体に悪いものなのか?というとそうではない。

ということで、次回は続いて脂質についてやっていこうと思います。三大栄養素を1回で終わろうと思ったけどなんだかんだ長くなるもんですね。

 

 

 

三大なんちゃら~の答え

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ところで、始めの三大なんちゃらの答えです。

一つ目の世界三大料理は、・・・和食じゃありません。「トルコ料理」です。のび~るアイスなんか有名ですね。あとはケバブとか。あっ、そういえば工場の近くにトルコ料理店ができたんです。はい。・・・ただそれだけですが。行ってはないです。

 

続いて。

二つ目の三大銘茶は・・・愛知の西尾茶ではありません。岐阜の揖斐茶でもありませんでした。狭山茶です。埼玉県ですよ?知ってました?「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」っていうらしいですよ。

 

ちなみに私、お茶大好きです。

体の調子とお茶の入れ方がマッチした時は体が震えるほど感激しますよね?おなかの中から温かさと歓喜と震えが胸のほうに広がって首の後ろを通ってこめかみにかけてじわーっと昇っていく感じで、たまらんですよね?よね?わかる人います?

だからお茶はやめられない。

 

それではお茶が冷めるので、この辺で。
またです。

 

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