いけ10万ボルト!砂糖水に電気は通せるのか?

こんにちは。

「俺は電機系です」と言われると頼りがいがあるのに、「俺は電波系です」と言われると距離を置きたくなるのは何故だろうと思うギンです。

 

今回は水と電気の関係について語ろうと思います。

 

皆さんは、なぜ、水ポケモンには電気ポケモンが攻撃をすると『こうかはばつぐんだ!』と出るのか。また、あるいは、水属性の敵にサンダガ等の雷属性の攻撃がよく効くのか?考えたことがあるでしょうか?

 

「そんなの水が電気を通すからじゃん」と思うかもしれませんが、残念ながら水は電気を通しません!

そんなポケモンマスターを目指すあなたにお答えしたいと思います。

 

 

 

電解質

水が電気を通すためには、電解質というものが水の中に溶ける必要があるんですね!電解質というと難しく聞こえるかもしれないですが、身近にある代表的なもので言えば、塩です。

海の水は塩が入ってますね?

リヴァイアサン(FF参照)とかは海から顔を出して戦います。そうすると、海水を身にまとうことになり、電気が通りやすいんですね。海のポケモンのジュゴンとかもそんな感じでしょう。

しかし、ここで疑問が出てくると思います。

「ニョロゾはオタマジャクシのポケモンだから海水じゃなくて生息地は淡水のはず!なのに何で電気に弱いんだ!」

ということになると思いますが、生物はたいてい塩分を含んでいます。人間も普段から微量ながら汗をかいていて、濡れるとその中にある塩分が電気を通す役目を果たすんです。

そして、生物が持っている体液自体、塩分が含まれています。普段水の中で過ごす生物は、体を体液で纏っています。ヌルっとしますもんね。だから、やはり「こうかはばつぐんだ―」となるわけです。

 

 

 

非電解質

電解質とは逆に非電解質というのがあります。砂糖がその代表的なものですね。

純粋な砂糖水は電気を通しません

砂糖水のポケモンが居れば、きっとピカチュウの10万ボルトは効かないでしょう!

 

 

 

 

では、ここで問題。

砂糖水を被ったニョロゾはピカチュウの10万ボルトが効くでしょうか?

  1. こうかはばつぐんだ―
  2. 普通のダメージ
  3. こうかはないようだ

 

さあ、どうでしょうか?

 

 

答えは「1.」です。

何故かというと砂糖水は砂糖も水も電気を運ばないというだけで、電気を防いでるわけではありません。そこにニョロゾの体液が混じった砂糖水は塩分を含みますから、砂糖水の中で電解質のイオンが電気を運ぶというわけです。そもそも、砂糖水で濡れただけでは何の意味も無いんですが。ですから、ニョロゾはピカチュウの10万ボルトの前に成すすべなしというわけです。

 

砂糖水なんてかぶってないで、とっととお池の中に隠れた方が安全でしょうね。

 

 

ただし、夏の水分補給には水+砂糖+塩が良いみたいです。

 

次は理系ポケモンマスターのために何故、塩水は電気を通して、砂糖水は通さないのかをもう少し詳しくやっていきましょう!

 

それではまた!

 

続きはこちらからどうぞ。

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