それも砂糖おかげかも?身近なあれこれを作る砂糖と水について。
みなさん、こんにちは。製造担当のジャッキーです。
唐突ですが、皆さん砂糖が水にどれくらい溶けるかご存知でしょうか?
なんとなく、水温が高かったらよく溶けそうとか、日々の生活の中で感じられているかもしれません。
砂糖はどのくらい水に溶けるか
実は水100グラムに対して常温(20℃)だと204gも溶けます。水の量の倍以上溶かすことが可能なんです。
因みに水温によってかなりの差があり、0℃だと179g、100℃だと487gも溶けます。
そもそも砂糖と塩では化学構造が違うので比較はできませんが、参考までに塩を並べてみました。ちなみにこうして差が出るのは、砂糖は水の分子の化学構造に類似点があるから良く溶けると思われます。
砂糖と水の特性をいかしたもの
砂糖が水によく溶ける特性をいかして作られているものは身の回りに結構あります。
例えば食品ではメレンゲ作り。泡を安定させているのは砂糖です。あとは羊羹やジャムなどもそうです。砂糖が水を抱え込んでいるため、しっとりとしたあの食感を作ります。
また、美容方面でも。以前サチさんによる記事にあった保湿効果もその一つです。砂糖が水をたくさん含むことで保湿ができるということです。なので最近では化粧水などのスキンケア商品にも砂糖が使われているものもあります。
まとめ
何気なく使っているものにもしかしたら砂糖を水が大きく関わっているものがあるかもしれません。ぜひ一度身の回りの物の成分表示の欄を見てみてくださいね。
最後まで読んで下さりありがとうございました。