砂糖が脳に与える効果~砂糖の知識を深めよう~
こんにちは (^-^) 人一倍物知りになりたい、製造担当のヨシです♪
みなさんは、砂糖といえばどんな印象を持っていますか??砂糖って摂りすぎるのは良くないだろう…と思いますよね。
もちろん砂糖は糖質なので、摂りすぎは健康に良くないなと私自身も思います。だからと言って糖質を摂るのを全くやめてしまおう…、と制限をしすぎてしまうのは逆に健康にいいとは言えません。
そもそも砂糖は体にどんな効果を与えているのでしょうか?今回は砂糖が脳にどのような効果を与えるのかについて一緒に学んでいきましょう (^^)/
脳のエネルギー源
脳は1日に500g、1時間で5gのエネルギーを消費するといわれています。そんな脳のエネルギーはブドウ糖だけなのです。脳はたくさんのエネルギーを貯蓄できるわけではないので、十分なエネルギーを補給してあげなければいけません。
砂糖を食べると…?
砂糖を身体に取り入れると、すぐに小腸でブドウ糖と果糖に分解・吸収されエネルギーとなります。
脳は使えば使うほど、ブドウ糖はたくさん消費されます。その分、砂糖などブドウ糖から成る糖質を摂取しましょう♪
学習能力を上げる
これから受験シーズンを迎える方もいるのではないでしょうか (>_<) そんなあなたに朗報です!砂糖は学習能力もアップさせてくれるんです♪
脳内には、集中力を高めるドーパミンとリラックスさせるセロトニン(別名しあわせホルモンとも呼ばれています)という2つの神経物質があります。
この2つがバランスよく保たれることにより、脳の活動は安定して働くのですが、セロトニンが不足してしまうと学習能力も低下してしまうのです。
不足するセロトニンを合成するには、必須アミノ酸のトリプトファンが必要になります。
トリプトファンの働きとは…?
トリプトファンは、脳のエネルギー源であるブドウ糖を優先的に脳内へ取り込む働きをしてくれます。
なので、トリプトファンが含まれるタンパク質とブドウ糖を同時に食べることで、セロトニンの合成を促進させます。
砂糖以外にブドウ糖を多く含む食べ物は…
- ぶどう、バナナ
- ラムネ菓子
- 米、パン、麺類
- イモ類
他、あんず、いちじく、トウモロコシ など
トリプトファンを多く含むタンパク質は…
- 豆腐、納豆などの大豆食品
- チーズやヨーグルトなどの乳製品
- 米などの穀類
ごま、ピーナッツ、卵、バナナなど
砂糖が脳の働きも安定させる効果もあったとは知りませんでした♪まずは以上のような食材を中心に、バランス良く主食、主菜、副菜と食事を心がけましょう。そうすれば自然に、ブドウ糖とトリプトファンを摂取することができてくるはずです\(^^)/
心のリラックス効果
最近、疲れが溜まってイライラしてしまうことはないでしょうか?砂糖は脳内の神経物質に働きかけ、リラックスさせる効果も与えてくれます (^^)
脳の中には感情をコントロールする前頭葉という部分があり、先ほども出てきたセロトニンは精神を安定させる役割を持っています。つまり、タンパク質とブドウ糖を同時に摂取することにより、セロトニンの合成を促進させます。それによりリラックス効果を得ることができます。
最後にまとめると
砂糖(に含まれるブドウ糖)には
- 脳のエネルギー源となる
- セロトニンを合成し、学習能力をアップさせる
- セロトニンを合成し、リラックス効果がある
ということが分かりました。砂糖が脳に与える効果についてお伝えしてきましたがどうでしょうか?
砂糖は料理だけでなく、体にも様々な効果を与えているんですね♪
今後はバランスの取れた食事を取り、健康ライフを送りましょう\(^^)/