卵黄と砂糖で作るカスタードクリームについて。あなたはブランシールしていませんか?
こんにちは。最近少しイタい自分の過去を掘り起こしてしまったギンです。
皆さんもそんな経験あるでしょうか?(過去のブログがイタいとかそんなことはないでござるぞ!)俗に言う黒歴史だとかいうやつですね。
私は中学時代に一冊のノートに毎日のように作詞をしてました。それを見返すとイラストとともに・・・な歌詞が・・・。中学時代、それを見つけた親は褒めてくれた記憶があります。(きっと心の中では心をイタめていたでしょうが)
おかげでそのころから歌詞にイタさが加速してますね。(見せれんけど)
まだ中学時代なので許される範疇でしょうか。そっから大成功を収めた有名アーティストも居たりするかもしれないので、そういうのもあなどれませんな。
さて、今回はイタくないカスタードクリームについてです。
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カスタードクリーム作るとき
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このブログを書こうと思った時に、あれだけ毎日のように作っていたカスタードクリームだから忘れてるわけがないと思っていたのに完全に作り方を忘れていました。時間というのは恐ろしいものですね。(ちょっとしたら思い出したけど)
ところで今回は作り方というより“作り方の中の一つの工程”にスポットを当ててみたいと思います。(あまり参考にならない作り方については後で)
作ったことある人は知ってると思いますが、カスタードクリームを作るときに“卵黄と砂糖をすり合わせる”という工程があります。
よく知らない方に説明しておきますと、「卵黄と砂糖を混ぜる」という工程があるんですが、普通に混ぜるんじゃないんですね。混ぜてなおかつ白っぽくなるまでホイッパー(泡立てる道具。もしくはプリキュアアラモードの変身する道具)で泡立てる感じで卵黄と砂糖をボウルの壁に擦り付けるように混ぜ合わせる。
この作業をブランチュールというらしい。いや、ブランシールでした。
今回はこのことについてやっていきたいんですが、何が言いたいかというと、このすり合わせるという工程、まったく要りません。(カスタードクリーム限定の話ね)
多分あらゆるレシピとかに書いてあったりしますし、ケーキ屋さんでは基本的なこととして教えますが、やらなくても何の問題もない。あるとすれば、その時に鍛えられるはずの尺側手根屈筋や長掌筋、橈側手根屈筋(よく知らないけどそれっぽい部位を並べてみた)が鍛えられなくなる程度です。
というのも、以前にフランス人の講師からそのこと教わりました。(この時のフランス人です)
「僕のおかあさんがネ、カスタードクリーム作るときには必ず白っぽくなるまでやらなきゃいけないよって言ってたけど、やらなくても全く変らなかったヨ~」(たしかこんな感じだった)
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ということでその日から私もカスタードクリーム作るときは白っぽくするのをやめました。(写真はイメージ画像なので別物です。ご注意ください。)でも一度もそれによって失敗したことはなかったよ。(カスタードクリーム以外はこの工程が必要かどうかまでは知りませんが)
ただ、砂糖の粒が残ってると前回のフレンチトースト同様、卵黄が水分吸われて、卵黄の塊ができるので砂糖の粒がなくなる程度には混ぜてくださいね。
ちなみに前回はこちら
あと、下でカスタードクリームの作り方を載せますけど、書いてて思った。結構めんどくさいんだなって。よく毎日作ってましたね当時の私。
また鍋使うと割と技術が必要なので、パン屋さんになってからはカスタードクリームの使う量が減ったこともあって、バイトの子に電子レンジで作ってもらってた。
基本的な作り方
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とりあえず基本的な材料はこんな感じですね。(ちなみに量はだいぶ多いです。調節してね)
- 卵黄 10個
- 砂糖 300g
- 牛乳 1000㎖
- 小麦粉 100g
- バニラ(バニラビーンズかバニラオイル) 適量
作り方
- バニラビーンズのさやを割いてバニラビーンズを取り出す(バニラビーンズを使う場合)
- 牛乳にバニラビーンズとバニラビーンズのさやを入れる
- 砂糖を半分くらい(2)に入れ沸騰させる。
- (3)が沸騰する前にボウルに卵黄と砂糖を入れ白っぽくなるまで良くすり合わせる。(
ホイッパーでシャコシャコとボウルの壁に擦り付ける感じ) - (4)にふるった小麦粉を入れ混ぜる。
- (3)が沸騰したら(5)に半分くらい入れ混ぜてなるべく早くすべてを鍋に戻す。
- (6)を火にかけ焦げないようにへらで底を混ぜながら沸騰まで待つ。
- 中心部分から沸騰の起泡が上がってきたら(バニラオイル使用の場合はバニラオイルを入れて混ぜ)、バットに移して空気が入らないようにラップして粗熱を取ってから冷蔵庫に入れる。
- 冷めたらOK。
ちなみに(6)の工程から鍋じゃなくて耐熱ボウル(電子レンジに入れれるやつ)に入れて2分レンチンしてかき混ぜて、を三回繰り返したら出来ました。
量が違ったりレンジが違ったりすると時間も変わるかもしれないのでそれでやってみたい方は最適なのを探してみたらあるかもよ。逆に“なんとなく”では“あたる”と怖いのでやらないでね。
出来上がりのポイントは中心部分までちゃんと火が通ってるかどうかです。
パティシエとは
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そういえばプリキュアアラモードで、ケーキ作りの師匠っぽいのが「停電で全く見えない中だろうが、ケーキを作れなければそんなのはパティシエとは呼べん!」みたいなこと言ってて
えーーーーーーーっ!!!!!となった。
それにショックでパティシエの夢を諦めてパン屋になりました(なんてことはない)
そういえば最近はあまり見かけませんが、痛車ブームがありましたね。私の近所では、毎月のように痛車をラッピングしなおしている青年がいました。おかあさんといっしょにドレスアップでしたね。
それも母親のやさしさでしょうが・・・。技術はすごいんですが・・・。
それにしても当時、女性のアニメキャラに「嫁」という人が急増して、とても混乱したのを覚えています。“正気の沙汰とは思えない”とはこういうことでしょうか。とてもそのままの意味と受け止めれず、「嫁」という言葉に何か全く別の意味が含まれているんだと思ってましたが、実体のないそれにそこまでの感情を抱けるなんて全く正気のさt・・・、ん?
おっと、先輩がお呼びのようだ・・・
それではまた!イタイのイタイの飛んでけー・・・あっはい、先輩!!!