和三盆とは何か?

こんにちは、物知りになりたい製造担当のヨシです(^^♪初ブログの投稿となるので、少し緊張しています(汗)これからみなさんに、楽しく読んでもらえるようなブログを投稿していきたいと思います♪

砂糖の知識を深めよう

最近では和菓子だけでなく、プリンやケーキなどの洋菓子や飲料にも和三盆が使われよく見かけるようになりました。

私もよく行くスーパーの飲料コーナーで、和三盆入りの豆乳という商品を見たことがあります。そもそも和三盆糖って?どんな砂糖なの? どうやって作られているんだろう?と思ったことがあるのではないでしょうか。

今回はそんな疑問が解決できるよう、和三盆についてお伝えしていきたいと思います!

 

和三盆とは

香川県や徳島県で作られている高価な砂糖です。淡い黄色で粒子は細かく、独特な風味があります。くどくない甘さと優しい口どけが特徴です。四国の在来品種である竹糖(ほそきび)というサトウキビが原料となっています。

 

和三盆の製法

他の砂糖の製法と異なり、職人の手作業によって作られています。

和三盆ができるまで

  1. 秋の終わりにサトウキビの収穫
  2. サトウキビの糖液を絞る
  3. 糖液のアクを取り、煮詰めて白下糖を作る
  4. 白下糖を冷やしながら、熟成させ結晶化させる
  5. 布袋に白下糖を入れる
  6. 押し船という箱に入れ、石の重みで糖と蜜を分離させる
  7. 分離させた糖に水を加えつつ、練り上げていく(研ぎ)
  8. 押し船と研ぎを数回繰り返す
  9. よく乾燥させ、ふるいにかけて粒子をそろえる

※白下糖(しろしたとう)とは、糖液を煮詰めて作られた粗糖で黒糖の一種です。

というように長い時間をかけて丁寧に作られています。和三盆ができるまでにこんなにも手間暇がかかっていたとは知りませんでした(>_<) 高価な砂糖だというのも納得がいきます!

 

和三盆の分類と名前の由来

砂糖には「含蜜糖」と「分蜜糖」があります。そして和三盆糖は精製する際に、蜜を分離させるため「分蜜糖」となります。

※「含蜜糖」であるという解釈、どちらでもない中間的な製品だという解釈もあります。

ちなみに和三盆という名前は、「盆の上で3回研ぐ」という製法から由来しているそうです。

 

終わりに

ここまで和三盆について知ることができましたでしょうか?

和三盆は高価な砂糖として認識されていますが、熟練の職人の方たちが手間をかけて丁寧に手作業で作っているからでしたね♪また和三盆は湿気を吸いやすく塊になりやすいため、開封後はなるべく早めに使い切ることをオススメします(^^♪

普段使いとしては、フレンチトーストやヨーグルトにトッピングしてもおいしそうです!普通の砂糖代わりに和三盆を使ってみるのもいいかもしれません♪

 

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