和菓子なのに出身地はポルトガル?
こんにちは!休日にケーキ屋の前を通ってからずっとケーキが食べたくて仕方が無いヨシです🤤
紅葉が見頃であるこの時期は、ちょうど期間限定のケーキが店頭に並んでいるですよね。(期間限定ものに弱い私…。今だと多分マロンケーキですかね。)来週はぜひとも買いに行きたいなと意気込んでいます笑
前回ですが「金(きん)花(か)糖(とう)(金華糖)」をお伝えしましたね🙂
今回は「金平糖」についてお伝えしていきたいと思います。
どちらも漢字が『金』から始まるので似ていますね。間違ってしまわないように!
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金花糖ではないよ。金平糖だよ。
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しつこいようですが、金花糖ではありませんよ金平糖です!なぜ何度も言うのか、それは私がはじめ勘違いしていたためです…お恥ずかしい😓
では切り替えて🙌
金平糖というと個人的には和風をイメージしますが、小粒でカラフルなので人によっては洋風?と捉える方もいるかもしれません。口にするとゆっくり溶けていき、たくさん尖りがあるのは角でしょうか。たまにゴツゴツとした舌触りがおもしろい😄
それにどこか懐かしさを感じさせてくれるような優しい甘さがあるので、子どもから大人まで誰もが好きになれるお菓子ですよね✨
出身地はポルトガルだよ。
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金平糖は、ポルトガルから来日した宣教師達が日本に伝えた南蛮菓子の1つです。当時は金平糖が高級品で珍しかったこともあり、公家や大名など位の高い人しか口できなかったそうですが、日本で金平糖が作られるようになると、長崎→京都→江戸と徐々に広まり皆に親しまれるようになっていったらしいです。
『こんぺいとう』という名前ですが、ポルトガル語の『Confeito(コンフェイト)』が訛ってこんぺいとうとなったそう。
他に昔は「金米糖(こんべいとう)」などとも言われたらしく、今では関西などは「こんぺんとう」、関東より北の方では「こんぺいとう」と地方の方言によって少し違いがあるみたいですね💡
角ができる秘密
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金平糖の表面にある少しゴツっとした角ですが、どうしてできるのでしょう。それは製造工程と深いかかわりが🤔 金平糖は完成まで実に2週間と時間がかかるそうです👇
糖蜜(砂糖水)を作る。
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ドラ(傾斜がある大きな加熱窯)に核となる「イラ粉(ザラメや蒸したもち米を粉砕したもの)」を投入し、回転させながら火であぶる。
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糖蜜を少しずつかけ、ドラ全体に糖蜜がまんべんなく広がるようにかき混ぜる。※
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角が大きくなるまで、糖蜜を振りかけてはかき混ぜるという作業を繰り返す。
※そこで疑問点である『角』ですが、転がっている時にできるんじゃないかと言われています。具体的に説明すると、核となる「イラ粉」が転がっていくときに、窯に触れた部分の蜜が乾いて少し固いところができる。そこがわずかに出っ張り、他の場所よりも蜜が付きやすくなることによって、角が段々と大きくなっていくんですって🧐
終わりに
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今回は「金平糖」についてお話しました。
南蛮菓子は金平糖だけじゃなくて、他にもカステラやビスケット、カルメラや有平糖(あるへいとう・ありへいとう)がありますよー。金平糖の製造には時間もかかりますけど、その日の気温や湿度よって火力や糖蜜の振りかける量の調整が必要になってくるそうです。職人技ですね😨
金平糖を食べるときは、よく味を噛みしめていただかなくては😌
最後までご愛読していただきありがとうございました。