炭水化物を食べて体重が増えたのは、太ったから?

こんにちは。先日健康診断で体重を量ったら昨年より3kg増えていることにショックを受けているギンです。

今まで、体重が増えることなんて高校以来なかったから随分油断してました。

 

以前にパン屋やケーキ屋のときは立ち仕事ばかりで動きっぱなしだったから特別に運動することもそこまで必要なかったけど、今はデスクワークもあるから以前よりも運動量が格段に減っているのと、休憩室にはお菓子が常備されて誘惑が絶えないのと、あと年齢(は関係ないと思いたい)?ちょっと生活を見直さなきゃいけないなと、おもっています。

 

しかし!体重が増えたから脂肪が増えたとは限らないじゃないか!とはかない希望を抱いて、体重増加=脂肪増加とはならないこともあるよ!ってことについて説明してみたいと思います。

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炭水化物は太るのか?

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さて、炭水化物を摂っても脂肪は増えなかったという実験があったことは以前にブログ書きました。

食品の三大栄養素「炭水化物」の巻

全面的にそれが100%例外のない結果とは言えないかもしれないですが、話がややこしくなるのでその実験が100%のものとして話を進めていきます。

 

炭水化物しか食べていないのに体重が増えたじゃないか!なんて方はいると思います。これにはどういった理由があるかといえば

  1.  炭水化物だといわれるものも脂質は少なからず含まれている
  2.  炭水化物を摂ると、使用されない分はグリコーゲンをして貯蔵されるため、その分増えた。

 

まず、1のほうから説明していきましょう。

炭水化物というとごはんやパンを想像しますが、これらにも脂質が含まれています(まあ、ごはんはそんな大したことありませんが)。休憩室にあるおせんべいも栄養成分表を見てみたら、おせんべいの種類によっては「えっ、こんなに!(バリボリ)」と思うようなのもありました。炭水化物と思って食べてるものもよくよく調べてみてみたほうがいいかもしれませんね。
元パン屋の私から言わせてもらっても、フランスパンやベーグル以外は油脂がたいてい入ってると思ってくれていいとおもいます。といっても、脂肪は適度なら何ら問題ないですよ。

 

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ところで、脂質0の炭水化物っていえば砂糖です!といっても食事として食べるわけにはいきませんけどね。でも実験の話が例外がないなら砂糖をいくら食べても脂肪は増えない!ってことですよね!

よく、甘いものは太るといわれますが、それは糖のせいではなく、糖と脂肪が結び付くと「美味しい」と感じやすいことにあるようです。

例えばケーキ。またはクッキー、ビスケット。チョコレート。私の引き出しにも常にチョコレートを切らさないようにしています。甘いけど、結構脂肪も多いですね。こういったものをいつまでもおいしく食べたいなら健康な体を維持していかないとですね。

 

 

では次に、2のほうに行きましょう。

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炭水化物を摂ると糖質の部分がブドウ糖になって血管に入っていきます。血液中の糖が多すぎると血管にダメージがでてくるのでインスリンが、血管から糖を運び出します。この糖をグリコーゲンとして肝臓や筋肉に貯蔵しておいて、必要になったら取り出すようになってます。最大で2000㎉分を貯蔵できますが、この時結構な量の水が一緒にくっついていくので、重さにして2kgにもなります。

だから、炭水化物が入ってこず血管内の糖が少なくなってこれば、このグリコーゲンを分解して補充します。その時にくっついてた水もバイバイするので、体重も減ります。水分がなくなるということは肌から潤いも抜けて行ってしまうようです。そして、また炭水化物を摂ればグリコーゲンとして貯蔵された分増えます。

 

 

はたして、これを太ったというでしょうか?不健康なマイナスイメージの意味の“太った”には当たらないと思いますよ。

 

ただ、私の場合は炭水化物を抜いた覚えがないので、増えた体重は脂肪で間違いないでしょう。これは“太った”です。

あ、それとあまりにも体に炭水化物が入ってこなくて糖が血液中に不足していると筋肉を分解してまで糖を補うようなのでこれも要注意!失った筋肉は取り戻すのが大変ですし、筋肉がないと太りやすくもなるのでね。

 

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私もずいぶん長いこと体重がキープされていましたけど、知らず知らずのうちに筋肉が衰え、運動しないことも重なって太りやすい体になっていたのかもしれませんね。

でも瘦せるといっても健康的に痩せなければ、意味がないと思います。特殊な方法で一気に落とすというのはあまりお勧めできません。きっとどっかに弊害が出てくる気がします。

地道な努力の積み重ねが揺らがないものを作っていくんですよ。千里の道も一歩からとか、ローマは一日にして成らずとか言いますもんね。と自分で言っといて、私は地道が嫌いなのである。

 

 

それでも、おいしいもん食べ続けれるように、ちょっとは頑張ろうかな。

それじゃあ、また。

 

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