砂糖はマタタビと同じ?
みなさん、こんにちは。製造担当のジャッキーです。
“ネコにマタタビ”ということわざ、皆さんもお聞きになられたことがあるかと思います。
一般的に、非常に好きなものの例えであったり、またはそれを与えれば非常に効果的であることを意味していますね。
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ちなみに“マタタビ”は“木天蓼”と書きます、初めて知りました。
で、タイにはこの“ネコにマタタビ”と同じような意味合いのことわざで、“砂糖に近い蟻”というのがあります。(ナムターン(砂糖)クライ(近い)モッツ(蟻))
うちの娘に当てはめると、“ナムターン クライ モッツで、娘にはミカンさえ与えておけば、にっこにこやし、安心安心“というような使い方になるでしょうか。
確かに蟻の巣の近くに砂糖を置いておくと、蟻がよってきますね。また最近は家の密閉性も上がっているので、あまり見かけなくなりましたが、子供のころは、台所にあった砂糖壺を開けると蟻がワラワラなんてことがあった記憶があります。
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ところがです。
砂糖が何百トンも山のように積んでいるような場合、蟻は寄ってきません。精糖会社さんの倉庫ではむき出しになった砂糖が山のように積まれていますが、蟻は見当たりません。
一説では大量の砂糖に囲まれると、蟻は砂糖に水分(体液)を吸い取られて死んでしまうため、危険を感じて寄ってこないとも言われていますが、こればっかりは蟻に聞いてみないとわからないようです。
そういえばYOUTUBEで、土の代わりに、“瓶に砂糖を入れて蟻は巣を作るか”というのを見たのですが、土の方に巣を作った蟻に比べ、砂糖に巣を作った蟻さんは、早々に昇天されていました。。。(見事に巣は作られました)
“過ぎたるは及ばざるがごとし”というところでしょうか。
最後まで読んで下さりありがとうございました。