水に浮かぶその理由は?塩も砂糖も関係ある?
みなさん、こんにちは。製造担当のジャッキーです。
今回は“砂糖水に卵(※生卵)は浮くのか”について、書いてみたいと思います。
よくTVなどでも“死海”の映像が流れ、浮き輪や、ライフジャケットをつけているわけでもないのに、プカプカと浮かぶ人が映っていたりして、濃度の高い塩水に人が浮くというのは、結構皆さんもよくご存じだと思います。
では、砂糖水に卵は浮くのでしょうか?(砂糖水に人は浮くのかをやってみたいとは思いましたが、あまりの準備の大変さに断念、卵にてチャレンジとしました、残念。)
まず普通の水に対して卵は浮きません、沈みます。
そこで、200mlの水を用意し、そこへ砂糖を投入していくことで試してみました。
なんと、水200mlに対し砂糖を60g入れた段階で、卵は浮きました。
水は1mlあたりの重さが1gです。密度は1です。
これに対し、卵の密度は1.09なので水より卵の方がより密度が大きく(ギュッと詰まってるイメージ)、沈みます。
そこで、水に砂糖を溶かし”砂糖水“の密度を大きくすることで、砂糖水であっても卵が浮くんですね。
結論:塩水だけでなく砂糖水でも卵は浮く
因みに200mlの水に対し、塩は20g~30gで卵は浮きます。
人生は浮き沈みなんて言いますが、人生も甘い人生より、しょっぱい人生の方が浮く(上昇する)んでしょうか。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
60gは大さじ2杯くらいですか?
ねこ 様
コメントありがとうございます!
60gは、大さじ6杯と小さじ2杯となります。
塩と違い、そこそこの量が必要です。
ちなみに上白糖を使用しています。
上白糖は、大さじ1杯=9g 小さじ1杯=3g です。
また、砂糖の種類によって重さも異なりますのでよろしければ、こちらの記事をご覧くださいませ。
(株)駒平キウブ商事