【イラストで解説!】サトウキビとは?
ハイサイ! 製造部のマイです。
突然ですが、みなさん砂糖と言えば何を連想しますか?
はいそうです、サトウキビですね!笑
私たち砂糖屋にはなくてはならない存在です!
ということで今日は「サトウキビ」についてご紹介していきます!
サトウキビとは…?
みなさんもご存じサトウキビとは、食生活に欠かせない砂糖の原料になる農作物です。
別名「きび」「甘藷」「ウ―ジ(沖縄方言)」とも言われています。イネ科サトウキビ属で、イネの仲間です。
茎には竹のように節があり、茎の内部は空洞ではなく、糖分を含んだ髄があります。
- 髄を、細かく砕く
- 煮詰める
- 糖分の結晶取り出す
- 再び煮詰める
- 不純物を取り除く
- ろ過
- 砂糖の結晶を取り出す
以上の工程を経て、代表的な白砂糖が作られています。
詳しくは、「砂糖が出来るまで~サトウキビ編~」をチェックしてみてください!
サトウキビから、グラニュ―糖、上白糖、三温糖、ザラメ糖、黒糖…など、様々な種類の砂糖が作られています。
砂糖は用途に合わせて種類別に使い分けることができるので、料理やお菓子作りには欠かせない調味料の原料なのです!
どこで栽培しているの?
サトウキビは、世界各地の熱帯、亜熱帯地域で広く栽培されています。国外では、主にブラジル・インド・タイ・オーストラリア・キューバで、国内では、主に鹿児島県南西諸島と沖縄県で栽培されています。
サトウキビは、強風や水不足などの自然災害に大変強い作物です。
台風や干ばつなどの厳しい自然環境にある、鹿児島県南西諸島と沖縄県にとっては、欠かすことの出来ない地域の経済・社会を支える重要な作物なのです。
サトウキビの栽培方法は3通りあります。
- 夏に苗を植え約1年半後に収穫する 夏植 (なつうえ)
- 春に苗を植え約1年後に収穫する 春植 (はるうえ)
- 苗を植えてから3~4回収穫する 株出 (かぶだし)
植え付け時期や生育期間、労働力、収穫量など違いがある為、農家それぞれに合う栽培をしています。
サトウキビは砂糖以外にも、国外ではサトウキビからエタノール(バイオエタノール)を作り、自動車の燃料などとして利用されています。バイオエタノールは石油などの化石燃料に代わる燃料として期待されています。
その他にも、ラム酒やきび酢、さとうきびの繊維で出来た衣類なども作られているんですって!サトウキビ=砂糖 だけだと思っていましたが、色んな分野で色んな形になっているんですね!
今後のサトウキビの活躍に期待!笑
それでは、またや~さいノシ