ぬめっとした油汚れは砂糖におまかせ!
こんにちは、製造担当のサチです(*^○^*)
今回は料理をする際に使える豆知識のお話をしたいと思います!
皆さん、ハンバーグはお好きですか?
私は好きです♪中でもブロンコビリーのがんこハンバーグのような肉肉しいものが好きです。お家で手作りのハンバーグも良いですよね(*・ω・*)
ハンバーグはひき肉や玉ねぎなどを手でこねて、形を整えて…といった感じで作りますよね。その際に毎回悩まされるのが手につく油汚れです!生肉の油って中々落ちないですよね。
手にこびり付いた油は石鹸では中々落ちてくれずヌメヌメしていますよね(汗)。
何回も洗うのは石鹸も水も時間も勿体なく感じてしまいます。(ハンバーグのタネを触るたびに洗わないといけないですし…)かと言って食器用洗剤で洗えば油汚れは落ちてくれそうですが、人によっては手が荒れてしまうこともありますよね。
そんな頑固なヌメヌメ油汚れをある調味料で落とすことができるのです!
そう…『砂糖』です!
ではその使い方や原理の紹介をしていきます。
砂糖でヌメヌメが落ちる!?
砂糖で油汚れが落ちるなんてびっくりですよね!
ではその使い方を簡単に説明しますね。
- 油でヌメヌメの手を用意する
- 砂糖を小さじ1~2杯手のひらにまぶす
- 10秒ほど手をまんべんなく擦り合わせる
- 水で洗い流す
- 通常の半分の量の石鹸で洗う
これで不快なヌメヌメがきれいに落ちてくれます!
もしまだ多少残っている場合はまた手を洗えば落ちてくれます。
砂糖ならキッチンに常備されていますし、パッと使うことができますよね!砂糖を擦り合わせる時にジャリジャリ感が気になる方は、上白糖の方が多少は緩和されるかなと思います。グラニュー糖だと結構ジャリジャリ して 、スクラブっぽい感じです。
なぜ砂糖で落ちるの?
砂糖で油汚れが落ちるなんて不思議ですよね。
なぜ落ちるのかと言うと、一説として、「砂糖と油は成分が似ており、成分が似たもの同士はくっつきやすい親和性という性質があります。それが油汚れを落ちやすくする。」という話もありますが、実は砂糖と油には親和性はないのです。なので親和性が無いため砂糖は油に溶けることがなく形を保ち、砂糖の粒が油を絡め取るので、手についた油の量が少なくなり落としやすくなるというのが正しいようです。
一応念のため実験してみましたが、粒が絡め取るのであれば、砂糖でなくても同じように粒状のものであれば、絡め取るはずなので砂糖の代わりに塩でもやってみました。すると同じような結果になりました。
おまけのお話
自転車やバイクなどをメンテナンスした時についてしまったオイル汚れも砂糖で落とすことができますよー!その時は最後の石鹸洗いを食器用洗剤で洗ってください。強力な油汚れ落とし用洗剤を用意しなくて済むので、ぜひ試してみてください!
あと、油汚れを落とすのには砂糖以外にも油を使うと落ちるそうです。
目には目を、油には油をみたいな。
原理は砂糖と似ていて、塗った油と手に付着している油がくっつきあうことで、洗うと簡単に落ちてくれるのだとか。クレンジングオイルと同じような仕組みだそうです。
ただし、手に塗った後はなるべく早く洗い流しましょう。放っておくとそのまま手にこびりついて、さらに油汚れが酷くなってしまうので注意です!
おわりに
今回は「油汚れを砂糖で落とす」についてお話しさせていただきました!
ハンバーグで例えたのですが、餃子やシューマイ、唐揚げなどを作った際にも使えますのでよかったらお試しください(*^○^*)
最後までご愛読ありがとうございます!
またお会いしましょう♪