砂糖の化学式とその構造
こんにちは。
ケミストリー・ギンです。
名前から察していただいたように今回は化学からみる砂糖の話です。テーマは“砂糖を原子レベルで覗いてみましょう!”です。
構造と化学式
マイさんのブログにあったように砂糖の主な成分はスクロース(ショ糖)というやつです。構造は下のようになります。
C12H22O11(本当は数字はアルファベットの半分の大きさで書きます。)と化学式では書きます。
線の交差しているところにC(炭素原子)が省略されて書かれていますのよ。
これはグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)が脱水結合したものです。
ついでに言っておくと(C6H12O5)2というショ糖の化学式をたまに見かけますが、これは間違いですので気を付けてくださいね!
元素記号
たまたまこのページを見てしまった人にちょっと化学式について解説しておきます。
Cは炭素(原子)
と言います。字の通り炭の素です。生物には大抵これがあるので焼くと黒くなります。炭になるからですね。
同じ炭素でも繋がり方ではダイヤモンドになります。不思議ですよね!
Oは酸素(原子)
酸の素…ではないです。塩酸とかHClですから。昔の人が間違えて名前つけたんでしょうか。
Hは水素(原子)
水の素と書きますが爆発的に燃えます。そうすると水になります。あまり水っぽくないヤツです。まあ昔の人がつけた名前ですから。
こんなわずかの種類の原子から色んな種類の物や生物が出来てるなんて面白いですよね!興奮してきますよね!
という事で、今回はケミストリー・ギンとしてお伝えしました。それではまた。
塩は無機化合物でNaCl、
砂糖は有機化合物であろうことは知っていましたが、化学式は知らなかったです。面白かった!
小林様 コメントありがとうございます^^!
そう、有機化合物。塩と比べるとちょっと複雑な化学式ですね。
また良ければいつでもいらっしゃってください。
調味料の化学式、興味あります。
希和美 様
コメントありがとうございます!
塩や砂糖以外の調味料は成分だけでも複雑なので化学式はとても膨大な数になると思います。興味あればぜひ調べてみてください・・・(放棄)
将来的には水と炭で砂糖が作れたりするのでしょうか?
たな 様
コメントありがとうございます。
今の科学がどこまで進んでるのか分かりませんが、
今は不可能と思えることも、いずれできてくるんじゃないでしょうか。
特に最近のAI技術とか凄いですもんね。
chat-GPTとかAIイラストとか、「こんなことが!!!!」って思いながらよく遊んでます。
この前、chat-GPTに「誕生日カードに書く心のこもったメッセージ作って」と
打ち込んでメッセージを書いてもらいました(笑)
使いませんでしたが・・・。