あなたは「左党」さんですか?
みなさん、こんにちは。製造担当のジャッキーです。
先日、高校時代の友人から突然電話があり、“今、名古屋におるから飲みにいかん?”とお誘いがありました。
彼は仕事柄、日本全国を取材のため、年中飛び回っておりますが、朝の動き出しが遅い(私のAM7時が彼のAM10時に当てはまるでしょうか)ためなのか、はたまたPM7時だと、“今日は早く仕事が終わった”と感じるのか、こちらの状況などお構いなしに連絡してきます。
私は翌日も仕事があることから、最初のうちは断っていたのですが、“おごるから”の一言に負け、ついつい飲みに行くことになりました。
とにかく彼はお酒が大好きです。私などはまずは“ビール”あるいは“酎ハイ”から入るのですが、彼は“焼酎、ロックで”てなもんで、骨の髄から“左党(さとう或いはひだりとう)”です。
で、ここでやっと記事にしたいフレーズが出てまいりました。
そう、“左党”ですがお酒が好きな人を指す言葉です。
ではなぜお酒が好きな人を“左党”(或いは左利きともいう)と言うのでしょうか。三択にしてみました、皆さんもちょっと考えてみてください。
- 昔はお酒を飲むときに、砂糖”を一緒になめながら飲むことが一般的で、そこから酒を飲む人→砂糖→左党(さらに派生して左利き)となった。
- 甘党といえば砂糖、辛党(酒好き)といえば左党(さらに派生して左利き)という風に同音異義語をあてた
- ノミ(工具)を持つ手が左手なので、ダジャレで、“ノミ手”を“飲み手”にかけ、左利きが左党となった
いかがでしょうか?
どれもなんだか苦しいようですが…
実は「3」です。(諸説ありますが、最も有力なものです)
江戸時代、鉱夫や大工は右手に槌(つち)、左手に鑿(のみ)を持つことから右手のことを“槌手”、左手のことを“ノミ手”といいました。ここから“ノミ手”→“飲み手”となり、酒好きを左利き或いは左党というようになりました。
言い出したのは、おそらくおじさんだったんでしょうね。。。
ちなみにですが、“左党”の友人は、右利きです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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