懐かしの味「カルメ焼き」を作ってみよう!
こんにちは、製造担当のサチです(*^◯^*)
皆さんは駄菓子屋に行ったことはありますか?
子どもの頃によく行ったなあ!という方も多いかと思います。私も小学生の頃は近所の駄菓子屋へ友達と行き、お菓子を買って店前や公園で食べていました。
駄菓子屋には色々なお菓子が売られていますよね。私が通っていた駄菓子屋では『カルメ焼き』が女の子に人気でした。(ちなみに私はきなこ棒と言うお菓子が好きでした。)
カルメ焼きってとっても甘くて、美味しいですよね(*^◯^*)
今回はその『カルメ焼き』についてお話ししたいと思います!
カルメ焼きとは何か
カルメ焼きとは飴を発泡させた砂糖菓子で、「カルメラ、カルメ焼き、かるやき」とも称されます。ポルトガル語の「甘いもの(caramelo)」を語源とするそうです。今回はカルメ焼きでいきますね。
サクサクとした食感とカラメルのような香ばしさが楽しめ、懐かしさも感じられます。
そのカルメ焼きの主な原料は、水、砂糖、重曹のみとシンプルです。また作り方もシンプルなので、コツがいりますが、お家でも作ることが出来ちゃいます。
では、その作り方も紹介しますね!
カルメ焼きの作り方
材料
- 上白糖 40グラム
- 水 15CC
- 重曹 小さじ2〜3
- 卵白 小さじ1
作り方
- 卵白に重曹を加えシャーベット状になるように練り(A)、割り箸(2〜4本を束ねたもの)の先端に小豆大ほどくっつけておく。
- おたまに砂糖と水を入れ、直接コンロの弱火にかける。
- 泡立つように沸騰してきたら、さらに125〜130度になるまで煮詰める。
- 段々粘りっ気が出て黄色く色付いて来たら、おたまを火から離し10秒ほど泡立ちがおさまるまで待つ。
- ①の割り箸で一気におたまをかき混ぜる。この時(A)をすり潰すように混ぜる。10〜15秒ほど混ぜていくと白っぽくなっていく。
- 膨らんできたら割り箸を引き抜き、膨らみ切るまで待つ。
- 冷めるまでしばらく放置させ、冷めたらおたまの底を軽く火であぶり、おたまから外して出来上がり。
ポイント
砂糖と水を煮詰める温度をしっかり守ることです。温度計があればしっかり温度を測りながら作ると成功しやすいです。また重曹を加えてからは一気に素早くかき混ぜましょう。
慣れないうちは失敗してしまう事があるようですが、何回か挑戦していくうちにコツを掴んで成功できるようになりますよ!
また、おたまにこびりついたカルメ焼きはお湯に浸けておくと落ちてくれます。作る際はくれぐれも火傷には注意してくださいね!
おわりに
今回はカルメ焼きについてお話しさせていただきました!
写真は私が作ったカルメ焼きちゃんです。割れてしまっていますが…(笑)。
初めのうちは中々作るのが難しいかもしれませんが、成功した時のもこもこ膨らむ様はかわいいですし、何だか感動しちゃいます(笑)
よかったらお家でカルメ焼き、挑戦してみてください(*^◯^*)
最後までご愛読ありがとうございます!
またお会いしましょう♪
本当に懐かしいお菓子です。
戦後、砂糖などは配給でした。三〜四歳だったと思いますが砂糖が手に入ると母はいつも直ぐにカルメラを作ってくれました。炭のコンロの上でお玉の中の砂糖を箸でグルグル回すとやがてもくもくと盛り上がり、母が「さあ出来た、も少し待ちなさい」などと言い、私達三人姉妹は周りを囲んで、ワクワクしながら覗き込んでいました。
宮沢賢治の童話「水仙月の四日」に、雪が降り始める帰り道でカルメラを思い出しながら自分を励ましている子供が描かれています。
栗崎 しょうこ 様
コメントありがとうございます。
貴重なお砂糖を真っ先に娘さんたちの為に、という
お母様の優しさもそれを楽しみにしているご姉妹の様子も
何とも素敵なご家族だなとほっこり癒されました。
とても貴重なお話をありがとうございます。
また童話の方ですが知りませんでした。教えていただきありがとうございます。
こうしてまたどこかで、砂糖が人との繋がりを作るようなものになれるよう
わたしたち駒屋もより真摯に向き合っていこうと思います。
重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。