メープルシロップではなくメープルシュガー
みなさん、こんにちは。製造担当のジャッキーです。
ブログのネタに困ったときに、よくご登場を頂いている我が娘(2歳半)ですが、最近料理に興味を持ち出し、妻が料理を行っていると、寄って行って“わたしも♡~”と自己アピールしながら、料理に参加する(!?)ようになりました。
妻もそれが嬉しいのか、ちょくちょく娘を参加させ、少しづつ一緒に料理をするようになっています。先日休みの日には、なんと二人でホットケーキ様を作ってくださり、甘いはずのシロップが塩味だったのは今となっては良い思い出です。(盛り過ぎ)
今回はこの塩味(うそ)のシロップ(メープルシュガー)を取り上げたく思います。
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メープルシュガーを定義しますと、砂糖カエデより得られた蔗糖を含む樹液を濃縮して、シロップ状またはクリーム状或いは結晶状にしたものがメープルシュガーになります。ですのでタイトル「ではなく」としたものの、メープルシロップはメープルシュガーの一種ということです。
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メープルシュガーには砂糖カエデの樹液を濃縮して得たメープルシロップ、濃縮したペースト状のメープルバター或いはメープルクリーム、結晶状のメープルキャンデーがあります。また特徴としては、ショ糖分が黒砂糖より少し高い値で、※還元糖の含量が黒砂糖より高い傾向にあり、色はきれいな琥珀色あるいは褐色で特有の香気と風味があります。
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また少し古い2015年の統計ですが、世界で流通するメープルシロップのうち、約70%がカナダのケベック州で生産されており、メープルシロップといえば、“カエデのマークを思い出される方も多いのではないでしょうか。
あの独特の鼻孔をくすぐる柔らかな香り、ホットケーキの上でまるでビロードのカーテンのようなうねりが、ホットケーキをより一層高貴なものへと昇華させますよね。(錯乱)
またメープルシュガーの変わった用途としては独特の風味を生かし、タバコの添加剤として用いられていたりします。イメージにないですね。(うんうん)
ぜひ皆様も、かえでを見たらメープルシュガーのことを思い出してくれないか。(鬼武者)
※還元糖とは…還元性を持つ砂糖のこと、相手の物質から“酸素”を奪うことで相手の物質を“還元”する性質を持つ砂糖(私的にも難しいので、改めて後日、記事にします)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。