果糖の効果ってどんなんなの?
梨を楽しみに家に帰ったら、“無し”になってたギンです。
「あれ?ここにあった梨は?」
「悪くなるといけないからたべちゃったよ~」
(○▽○;)!!
皆さんこんにちは。果物は好きですか?
私は果物ナイフが好きです。私愛用の果物用の特殊なナイフ(と勝手に思ってる)を持ってます(左)。しなるほど刃が薄く先がとんがってます。
トマト用のナイフ(と言って売ってた)も持ってます(右)。と言っても小型の波刃のナイフです。子供の練習用としても割と安全性が高いように思える感じのものです。
フルーツのカットに関しては我ながら良い腕前だと思っていたんですが、YouTubeでリンゴを素早くカットしていく技を見て格の違いを見せつけられました。世の中にはとんでもない人たちがいるんやなぁ。
今回は、ブドウ糖が終わったので、「果糖」についてやっていこうと思います。
果糖とは
見て字のごとく、果物に含まれている糖ですね。
この果糖は、ブドウ糖やショ糖(砂糖)よりも甘みが強く、ショ糖を分解(ショ糖を分解すると、果糖とブドウ糖が1:1で出来ます)した方が甘くなるほど甘いです。さらに、砂糖は冷やすと甘みを感じにくくなりますが、果糖は冷やすほど甘みが増します。この理由からアイスコーヒーに入れるガムシロップはよくこの果糖が使われているようです。
果糖は太るのか?
果糖のことは、ブドウ糖に比べあまりよく分かっていないようです。
理論上は、果糖は太ると言われています。
しかし非常に疑問です。
果物ばかり食べている人が太っているイメージあるでしょうか?
以前にあるテレビ番組で6年半果物だけを食べ続けている人がいましたが、全く太っていませんでした。中野さんと言ってましたっけ。今もまだ食べ続けてるなら10年目ですね。
それだけでなく、果物ばかり食べたことで、肌がきれいになったり、体臭がフルーツ臭(いい匂いってことですよ)になったり、骨が強くなったりと様々な効果があったようです。
ただ、果物の中には当然ながら果糖以外のものも入っているので、もしかしたら果物の成分が働いて果糖が中性脂肪に変化するのを抑えていたりとかで太らないのかもしれませんが(勝手な想像です)、果物で太る心配はなさそうです。
原始人は太っていた?
さて、果物ばかり食べていた原始人はどうなんでしょう?
原始人というとヤリをもってマンモスを追いかけてるようなイメージがあると思います。しかし食生活の基本が狩猟だったなんてことはいいきれません。普通に考えて、道具と技術が必要な狩猟生活よりも木になってる実を取って食べた方が危険も無いし手軽でしょう。いのししが横切っていっても、目の前に梨がなっていたらわざわざヤリをもって「うおおおおおおおおおおおおおお」って走り出すのもおかしな話ですよね。「今日はしし鍋パーティーじゃああああああああ」って肉がどうしても食べたい場合は別でしょうけど。
もちろん場所によっては、木が少ないとかで食べるものが少ないから動物を食べないといけない状況下でなら食べるでしょうが、当時の人の食べた物を分析すると植物を摂取していた量の方が多いということが分かるそうです。
それでは先ほどの理論からすると果物ばかり食べていたとしたら、原始人は太っていたんでしょうか?
また、穀物も狩猟時代より後に出来たものだというのが定説でしたが、初期の人類のネアンデルタール人の骸骨の歯に穀物がはさまっていたものが見つかったようで一気に覆ったみたいです。
炭水化物もちゃんと昔から食べていたんですね。
当時の人の活動量からすると仮にどれだけ果糖が太りやすかったとしても太ることはあり得なさそうだと思いませんか?意外にゴロゴロしてたりして。
健康的な生活「パレオファンタジー」とは?
ところで、原始人のような生活をすれば健康的に生活できるという“パレオファンタジー”というものがあります。でもよくよく考えてみれば、原始人が健康だったかは到底謎です。
もちろん生活習慣病になる原始人は居なかったかもしれませんが、栄養なんて考えることなく、命をつなぐために日々食べるものを求めていたんじゃないかと思います。栄養不足での病気には悩んでいそうですよね。
まあ、それと同じように果物ばかり食べている原始人が太っていたかどうかは実際のところ見ていないですが、中野さんを見れば十分じゃないでしょうか。こういう人は貴重ですね!
また仮に原始人が健康的だとしても、真似すべきは食事よりも運動量、睡眠量のほうが大事な気がします。
まとめ
理論(太りやすい)と事実(太らない)が違うということは、果糖にはまだ解明できていない何かがあるのでしょうね!
科学の進歩を待ちたいと思います。ワクワク
今回は果糖についてやっていきました。
美味しい梨がたべたいな。
それでは。