甘みはどう感じているのか?~猫篇~
みなさん、こんにちは。製造担当のジャッキーです。
今回は大変ショックなお知らせを(当家比)
実はお砂糖屋に勤めるパパの子ながら、うちの子(3歳オス)は砂糖の甘味を感じていなかったとのことなんです。。。
生クリームのケーキを見せると嬉しそうに寄ってきて、“寄こせ、寄こせ”とせっつかれるものの、実はあの味を甘くておいしいと感じているわけではなく“ニオイ”で美味しそうと感じていた。。。(衝撃)
さて“味覚”には「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「うま味」の5種類があり、人間は舌の味蕾細胞で感じているわけですが、なんとねこは「酸味」「塩味」「苦味」の3種類しか感じることができません。そもそもねこは肉食動物で、主に“肉”を主食としていました。そのため、その“肉”が食べられるかどうかが重要で、中毒を起こさないよう味覚が発達していきました。
ではその3つの味覚について、見ていきましょう。
酸味
ねこの味覚でもっとも感じやすいのは“酸味”です。
特に食べても大丈夫なのか、中毒を起こさないかを判断する大切な役割を果たすためにねこはこの“酸味”をもっとも感じているそうです。
苦味
苦味についてもねこは敏感です。腐ったものに含まれる特定のアミノ酸を判別し、体に有害な食べ物を避けるため、本能的に鍛えられていきました。
塩味
一応感じてはいるとのことですが、味覚の大半は“酸味”と“苦味”であまり敏感ではありません。
最後に
ねこにとっては味覚より匂いや舌触り、噛みごたえが重要で、うちの子のようにケーキを欲しがるのは、甘いからではなく、匂いをもとにおねだりしていたわけなんですね。そういえば確かにキャットフードの味は酸味が少しあって、うすい魚の味で、正直「・・・」でした。納得です。
最後まで読んで下さりありがとうございました。