果実酒を氷砂糖で手作りしよう!定番の梅酒篇
こんにちは、製造担当のサチです(*^◯^*)
みなさんは果実酒を作ったことはありますか?
果実酒は果物とお酒、氷砂糖で簡単に作ることができます。
今回はその果実酒の中でも「梅酒」の作り方についてお話ししたいと思います!
梅酒の作り方
では、さっそく作り方をご紹介します♪
果実酒をつくる時は長期保存するので、消毒をおこなった密閉できるガラス製の瓶を使用することをおすすめします。消毒は、きれいに洗った瓶を熱湯消毒がよいです。また、水気もしっかりふき取り乾燥させておきましょう。
果実酒の定番『梅酒』
<材料>
- 梅 1kg
- 氷砂糖 700〜800g
- ホワイトリカー 1.8ℓ
- 梅のヘタを竹串などを使い取り除く
- 梅を水洗いし、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る
- ビンに梅と氷砂糖を交互に入れる
- ホワイトリカーを注ぎ、しっかり蓋をし密閉する
- 冷暗所で漬け込み保存する
このように瓶に材料を詰め、お酒を注ぎあとは放置するだけと、とても簡単に作れちゃいます。
梅酒の飲み頃は、好みにもよりますが、半年から1年たったころだと言われています。3ヶ月くらいからでもさっぱりとした梅酒が楽しめます。
中には2年以上熟成させたコク深い味わいがお好みと言う方もいらっしゃるかと思います。その場合は梅の実は漬け込んでから1~1年半で取り出すと香りと美味しさが長続きしますよ。
梅酒に使う梅の種類や選び方
梅酒に使われる梅は『青梅』という5~6月に出回る青くて硬い実で作ることが大半です。
黄色く熟しはじめた梅でも作ることもできますが、熟した梅は身が崩れやすい為見た目が少々悪くなりやすいですが、酸味の少ないまろやかな梅酒に出来上がるので、こちらの方が好みで作られている方もいます。
梅酒づくりの上級者になると、完熟した梅を使う方もいらっしゃるそうですよ。さっぱりとした甘味のある梅酒に仕上がるのですが、完熟した梅はデリケートで管理がとても難しくなります。
なので、初めて梅酒を作られる方は『青梅』で作ることをおすすめします。
梅の実を選ぶときのポイントとしては、表面に傷が付いていないものを選びましょう。傷がついていた実で梅酒をつくると、味が落ちたり、色が濁って見栄えも悪くなりやすいです。
また、梅のサイズが大きいものを選ばれることをおすすめします。果肉と果汁がたっぷり詰まった大きな梅は、エキスがしっかり抽出されるので梅酒にピッタリです!
梅酒に使う砂糖の種類
梅酒をつくる時に砂糖を入れるのは、お酒に砂糖を加えると溶媒としての濃度が濃くなり、浸透圧によって果実のエキスが抽出しやすくなります。なので、砂糖が無くても作れなくはないのですが、果実のエキスを抽出させるのにより時間がかかってしまいます。また、砂糖を入れるのはカビや腐敗などを防ぐためでもあります。
使用する砂糖の種類は『氷砂糖』をおすすめします。氷砂糖を使うと徐々に溶けだしていくので、浸透圧の関係上アルコールが先に果実に染み込みます。果実のエキスがじわじわ染み出てくることによって、徐々に果実が熟成しまろやかな味わいになります。
梅酒に使うお酒の種類
基本的に梅酒に使うお酒は『ホワイトリカー』という無色透明の焼酎を使用します。風味や香りが付いていなくて、果実の香りや味わいの邪魔をしないので、果実酒づくりには良く利用されるお酒です。またアルコール度数も35度と高く、アルコールの殺菌効果も見込めます。
ホワイトリカー以外でも35度以上の焼酎や日本酒やブランデーやウォッカなどの度数の高い洋酒で作ることもできますよ。お好みのお酒で造るオリジナルの梅酒も良いですよね♪
おわりに
今回は「果実酒を氷砂糖で作ろう」ということで『梅酒』についてお話しさせていただきました!
梅の季節が来たらぜひ作ってみて下さいね(*^○^*)
次回は梅以外の果物で作る果実酒の作り方についてお話ししたいなって思っています。よかったらご覧になって下さいねー!
最後までご愛読ありがとうございます!
またお会いしましょう♪