ブドウ糖は目覚めにいいのか？集中力はアップするのか？

こんにちは。眠るのが得意なギンです。

「寝れない！」なんてことで悩んだことがありません。寝れない人からすればうらやましく聞こえるかもしれませんが、「寝てしまった！」で悩むことはあります。

風呂場で寝てしまって大量のお湯を口から鼻から吸ってげほげほしてしまったりとか、真冬に床で寝てしまって朝起きたら体やのどが痛いとか、電車やバスで（最長2時間半）寝過して知らない町に来てしまったりとか。どこだここ？

さあ、そんなことで一部でブドウ糖で集中力が上がる！目が覚める！との効果があると噂を聞きます。一体どうなんでしょうか？

 

 

 

集中力は糖を食べれば食べるほどアップするのか？

体の中の糖が不足してくると、頭がぼーっとしてきたり、集中力が低下してきたりします。そういった経験はだれしもあると思います。脳の活動がエネルギー不足で低下してるんですね。

それを防ぐためにブドウ糖を補給することで脳のエネルギー不足が解消され、集中力が維持できるんです。（それでも人間の脳は5%ぐらいしか使っていないという。どんだけサボってるんだか）

 

もちろん砂糖もブドウ糖を含んでいるので効果がありますよ！だから、長時間の運転とか、勉強とかで頭が疲れる時に効果があるのです。

ご飯やパンのデンプンも分解されてブドウ糖になるので、朝ごはんを食べている人と食べない人では、集中力とかに差が出てきます。

ただし糖が不足していない時だと、糖を摂取しても余分に糖が脳に供給されるわけじゃないので、糖を供給すればするほど脳がどんどん活性化していくわけではありません。むしろだらだらと糖を摂っていくのはあまり脳に良い影響どころか悪い影響もあるようなので、メリハリは付けた方がいいようですね。メリー&ハリーですね。

 

 

 

目が覚めるは本当？

ブドウ糖を摂ると目が覚める！なんてこと言われてますが、効果があるのは上のような場合ですね。しかも、目が覚めるというのは少し違う気がします。

 

特に次の眠気には全く効果が無いのでご注意を！

• 食事の後の眠気
• お風呂の後の眠気

よく誤解があるのが、「食後の後の眠気にブドウ糖が効く！」っていうのです。

 

根拠はこんな感じです。「食後は摂取した糖で血糖値が上がり、それを下げる為に肝臓がインスリンを分泌。そのインスリンが効きすぎてしまって血糖が下がりすぎてしまう。そうすると低血糖に陥り、眠気を催す。」といった具合です。

多分、これを聞いてインスリンたちが怒ってますよ。「そんなに僕らは無能じゃない！」って。普通の食事なら2時間かけて血糖が下がります。それだけ時間かけて徐々に徐々に下げているのに「おっと下げ過ぎた」じゃ、他の細胞から「何やってんの。」と言われかねません。実際にインスリンによって血糖値が下がるグラフを何個か見ましたが、正常値でしっかりと止めてくれます。

 

 

 

食後の眠気のメカニズム

ナゼ食後に眠くなるのかというと、副交感神経優位という状態になるからです。この状態は体をリラックスさせる状態で胃の消化活動に適してたり、もうそろそろ寝ますよーっていう体の状態にしてくれます。お風呂に入った後とかもこの状態になります。その証拠に食後の眠たいときに手のひらや足先、首回りをさわってみてください温かくなっているはずです。

だからこの状態にブドウ糖与えたところで眠気に何の影響もありません。

 

さらに、低血糖での眠気は空腹感も伴います。ただし、食後の眠気ならば食後30分ぐらいで眠くなるので違うと分かるはずです。満腹感もありますしね。

これとは逆に交感神経優位という状態があります。お風呂に浸かってる真っ最中はその状態にあるそうです。この状態で寝ることは無いそうで、学者曰く「お風呂で寝る人は寝てるんじゃない、気絶してるんだ！」だそうです。私しょっちゅう気絶してます。

残念ながらブドウ糖で眠気を覚ます事は難しいですが、脳の疲労の軽減、集中力の持続といった効果は期待できそうですね。

 

 

 

私の眠気対策

私の個人的な眠気対策効果ランキングです。参考まで。

 

第6位／カフェインを摂る

カフェインの効果で目が覚めてくると評判のコーヒーですが、私には効果が無いみたいです。電気ポケモンに電気ショックを与えた時のような感じです。コーヒーを寝る前にブラックで飲んでも普通に寝れます。私に効果があるのはその苦みくらいでしょうか。

 

第5位／ガムをかむ

口を動かす事は脳に刺激を与えると言います。少しは効果があると思います。スルメでもいいかなと思います。私の個人的な感想です。

 

第4位／歌を大声で歌う

家ではできません。ひんしゅくモノです。
車を運転中に歌うとノッてきます。アドレナリンが出てるんでしょうか。信号で隣の人と目が合うと恥ずかしいです。時が止まります。

 

第3位／アイスクリームを食べる

脳に刺激があるんでしょうか。全く眠くなりませんね。
ただし、アイスクリームのある間は。溶けるまでに食べなきゃいけませんから、割と効果はわずかな時間です。

 

第2位／辛い物を食べる。

これなら溶けませんから、長時間の効果は期待できます。同僚に唐辛子を揚げたお菓子を澄ました顔で食べてる人がいて、そんなに大した辛さじゃないのかなと思って、一つ買って運転中に食べてみました。結果、むせながら泣きながら運転しましたが、全く眠くありませんでした。のどは大変なことになるかも。

 

第1位／寝る

眠かったら寝るしかないです。運転中の場合は停車してから寝ましょう。鍵はかけた方がいいですよ。場所によっては警察に起こしてもらえることもあります。タイミング良ければ寝てスッキリしますが、どうにもならない眠気で再び寝て気づいたら外が明るくなってるかもしれません。

 

 

今回は集中力の持続でやってきました。
勉強や運転のおともにお砂糖や甘いものをどうぞ！

次回は記憶力アップについてやっていきます。
それでは！