口の中で作るカクテル?砂糖が主役の「ニコラシカ」
こんにちは、製造担当のサチです(*^○^*)
今回はカクテルのお話をしたいと思います!カクテルといえば色とりどりで綺麗なものや甘くて飲みやすいものなどなどたくさん種類がありますよね。そのカクテルにも砂糖を使用したものもあります。その中でも異彩を放つ『ニコラシカ』というカクテルはご存知でしょうか?
ではその『ニコラシカ』とは一体どんなカクテルなのかご紹介したいと思います。
口の中でつくるカクテル「ニコラシカ」
(著作権者:ja:User:Sanjo様、ライセンス:CC by-sa ja:User:Sanjo、<https://ja.wikipedia.org/wiki/ニコラシカ>)
ニコラシカとはブランデーを使ったカクテルで、ショートドリンク(ショートカクテル)に分類されます。ブランデーベース系では有名なカクテルになります。そしてこのカクテルは作り方と飲み方がとても特徴的でインパクトがあります。
まずは作り方から。カクテルは基本お酒と何か(お酒やジュースなど)を混ぜ合わせたり割ったりするのですが(シェークやステアなんて言いますね)、ニコラシカは混ぜ合わせたりはしません。では簡単にレシピで説明しますね。
ニコラシカの作り方<材料>
- ブランデー 30ml程度
- レモンスライス 1枚
- 上白糖orグラニュー糖 適量(お好みで)
作り方
- リキュールグラスにブランデーを注ぎます。(グラス8分目または30ml程度)
- グラスの上にレモンスライスで蓋をするように乗せます。
- レモンスライスの上にこんもりと砂糖を盛ります。
以上で完成になります。注ぐ・乗せるだけなのでとても簡単に作れちゃいます。これならお家でも作れそうですよね!
ブランデーの種類は基本お好みでオッケーです。このカクテルはブランデーそのものの味わいや香りを堪能する事がメインではないので、ご家庭で作る際はお手頃なブランデーでもちろん大丈夫ですよ。
砂糖の種類もお好みで大丈夫です。ザクザクとした歯触りがお好きならグラニュー糖を、ふんわりと溶けて甘さをしっかり楽しむなら上白糖をチョイスしてください。ちなみに日本のバーでは上白糖が主流だそうです。しっとりしていて形が整えやすいので、小さいカップなどを使って綺麗に盛り付けできちゃいます。まるで帽子を被っているかのような見た目が可愛らしいですよ♪
また、レモンスライスも基本は皮ごとで楽しむのですが、レモンの皮の苦味が苦手な方は皮を剥いたレモンでもオッケーですよ。
スマートな飲み方のご紹介
パッと見どう飲めばいいか迷ってしまいそうな初見殺しのような見た目ですが、スマートに飲めるとカッコいいですよ!
- 砂糖の乗ったレモンスライスを食べやすく半分に折り、砂糖ごと口の中に全部入れます。この時砂糖が多い場合は減らして大丈夫です。
- レモンと砂糖を噛みしめて、口の中で混ぜ合わせます。すると口いっぱいに甘酸っぱい味が広がります。
- そのままブランデーを一気に口に流し込みます。
- 口の中でレモンと砂糖とブランデーを混ぜ合わせ、ブランデー・サワー状になったらそのまま飲み込みましょう。
このように飲むことと『サイドカー』※というカクテルのレシピに似ているところから別名『口の中でつくるサイドカー(カクテル)』とも呼ばれています。(※ブランデーベースのカクテルです。こちらは材料をシェイクしてつくります。)
①で砂糖やレモンが多い場合は量を減らしたり、残したりしてオッケーです。バーで注文する際は予め「砂糖少なめ」や「レモン皮なし」と一言添えておくと良いですね。この飲み方をマスターすればあなたもカクテル上級者!?バーでさらっと飲んでいる姿はスマートで素敵ですよ(*^○^*)
見た目も可愛らしく、砂糖とレモンの甘酸っぱさのあるニコラシカですが、アルコールがかなりきついです(言ってみればほぼストレートのブランデーですからね)。飲めば分かるのですが喉がカーッと熱くなります。お酒が弱い方はとくに!飲み過ぎにはくれぐれも注意を。
おわりに
今回はお砂糖を使用したカクテル『ニコラシカ』についてお話させていただきました。見た目も飲み方もちょっと変わったカクテル。お家でも作れちゃうので良かったら挑戦してみてください!ニコラシカをスマートに飲んでツウな気分に浸りましょう(*^▽^*)
最後までご愛読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪